2019年12月17日 (火)

今日のお題：山上義実先生より『源氏物語と周辺文芸の研究』（新典社、2019年12月12日）をご恵贈賜る。

山上義実先生より『源氏物語と周辺文芸の研究』（新典社、2019年12月12日）をご恵贈賜る。誠に感謝の至りでございます。

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源氏物語と周辺文芸の研究 (新典社研究叢書 317) | 山上 義実
https://www.amazon.co.jp/dp/4787943170/

ご在職中はまことにお世話になりました。長年のご研鑽の賜物であるかとお慶び申し上げます。

【目次】

第一章 『源氏物語』の主題と構想
第一節 『源氏物語』の構想に関する考察
第二節 『源氏物語』の世界
第三節 王朝時代における愛のかたち

第二章 『源氏物語』に関する諸論
第一節 式部卿宮に関する試論
第二節 朱雀院の人物像
第三節 夕霧の物語に関する試論
第四節 夕霧の巻の本文解釈をめぐって
第五節 幻の巻における光源氏像をめぐって
第六節 宇治十帖の中君の人物像
第七節 宇治十帖の浮舟の人物像
第八節 匂宮の人物像

第三章 周辺文芸に関する諸論
第一節 『伊勢物語』における女性たち
第二節 『和泉式部日記』における仏教
第三節 『和泉式部日記』における自然
第四節 『和泉式部日記』における容姿美の描写をめぐって
第五節 『大斎院前の御集』『大斎院御集』に見る王朝女性の生活と和歌
第六節 『堤中納言物語』「このついで」試論

投稿者：キリハラ | 投稿時刻：2019年12月17日 (火)13時12分 | Category: 日々の生活 > 研究 | edit

2019年12月17日 (火)

今日のお題：北原かな子・鈴木啓孝・藤原義天恩三先生より北原かな子・浪川健治編『近代移行期における地域形成と音楽：創られる伝統と異文化接触』（ミネルヴァ書房、2020年1月15日）をご恵贈賜る。

北原かな子・鈴木啓孝・藤原義天恩三先生より北原かな子・浪川健治編『近代移行期における地域形成と音楽：創られる伝統と異文化接触』（ミネルヴァ書房、2020年1月15日）をご恵贈賜る。お心掛け戴き誠に感謝申し上げる次第です。

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北原かな子・浪川健治編『近代移行期における地域形成と音楽：創られる伝統と異文化接触』（ミネルヴァ書房、2020年1月15日）
https://www.amazon.co.jp/dp/4623086461/

    【目次】

    序章　時のなかの音と音楽：移行する時代、変化する感性(浪川健治)

    第�吃堯ゞ畧ぬ噂阿侶歿修班雹里料娚�

    第1章　祈り、そして娯楽：近世津軽の「騒」と音(浪川健治)
    第2章　教養としての音曲・娯楽としての音曲：偕姫の養育をめぐる近世後期の萩藩の動向(根本みなみ)
    第3章　近世後期の大名家奥向における奏楽の変容：松浦静山と松浦熈の比較から(吉村雅美)

    第�局堯＾楾坿�の民衆文化と音楽
    第4章　北部沖縄における伝統音楽の変容：久志・辺野古の事例から(古家信平)
    第5章　三味線の近世：「津軽三味線」以前(浪川健治)
    第6章　平尾魯僊の聴いた音と音楽：北奥地域のグローバル化と社会変容(藤原義天恩)

    第�敬堯〕粒擇療�来と近代音楽の世界
    第7章　東方正教の音楽と士族(山下須美礼)
    第8章　明治初期弘前における洋楽受容と讃美歌(北原かな子)
    第9章　明治一四(一八八一)年の天皇巡幸と弘前藩士族による雅楽(北原かな子)
    第10章　交差する邦楽調査と唱歌編纂：明治四〇年代の東京音楽学校に着目して(鈴木啓孝)
    終章　歴史史料に音を読む(北原かな子)
    あとがき
    索引

音楽と申しますのは当方のおよそ守備範囲外なのですが――音曲に長けた人間をやったことがない――、この時期の文化事象という側面から考えると仲々に面白いものがあろうかと。個人的には、�掘檻靴寮偽飢颪里�話は、「なんで明治期にはあんなにハリストスだったんだろう」という東方の、もとい当方の日頃の疑問からしてはなはだ興味深く拝読した次第。いわゆる文部省唱歌が「伝統化」される過程は�掘�10がおすすめ。「懐かしい日本のしらべ」とか言っていてはいけないのであります。まぁ、100年たてば〈立派な〉伝統かもしれませんが。

投稿者：キリハラ | 投稿時刻：2019年12月17日 (火)12時59分 | Category: 日々の生活 > 研究 | edit
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