2007年10月01日 (月)

今日のお題:桐原健真(葛睿訳)「作為近代化的模式――新新世界之雛形」、第四届張謇国際学術研討会組委会編『張謇与近代中国社会』南京大学出版会、2007.10、173?179頁)

前の年の秋にやった発表を中文化してもらいました。

Abstract
「国際社会」が所与のものとして存在していた時代に生れた張謇(1853?1926)は、「天下は一家、中国はその一員」と主張して、自らを近代化し、「国際社会」の一構成員となることを欲した。本稿は彼の近代化思想を、その範型の模索という側面から、日本の明治維新における近代化と比較しつつ論ずることを目的とするものであり、このことは東アジアにおける近代化の諸相を考察することに資するものともなろう。
Key words
近代化・範型・明治維新・実業・立国自強

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