環境デザイン学科の3つのポリシー(2018年度までの入学生)

環境デザイン学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

環境デザイン学科では、4年以上在学し、128単位以上を修得し、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学位を授与する。

(知識・技能)
  1. 豊かな人間性を身につけるとともに、豊かな生活環境の実現を支える教養を身につけている。

  2. 生活環境(衣環境・住環境)の向上に必要なデザイン力と技術力を備えている。

(思考力・実践力)
  1. 生活者の視点で、豊かな生活環境とは何かについて分析・考察し学問的に究明することができる。

  2. 多様な生活環境の課題に対し、広い視野を持って理解し、幅広い分野で適切に提案・実践する能力を有する。

(コミュニケーション力)
  1. 生活環境の向上のために、チームの一員として主体性をもって課題に取組み、自らの考えを表現し伝えることができる。

  2. 実社会において他者の立場や見解を傾聴・理解し、生活環境のさまざまな課題について解決する能力を有する。

環境デザイン学科の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

環境デザイン学科では、以下の方針に基づき教育課程を編成し実施する。

  1. 生活環境の向上に必要な教養とデザイン力・技術力を備えるように、「学科基礎科目」の中から「デザイン基礎実習(1)」(1年次 2単位)、「デザイン基礎実習(2)」(1年次 2単位)、「色彩学」(1年次 2単位)、「色彩学演習」(1年次 1単位)を必修とし、「造形デザイン実習A」(2年次 2単位)、「造形デザイン実習B」(2年次 2単位)、「造形デザイン実習C」(3年次 2単位)を選択必修として、デザイン表現の基礎を教育する。

  2. 生活者の視点で豊かな生活環境とは何かについて分析・考察し学問的に究明することができるように、「展開科目」を設けている。2つの履修コースを設置し、アパレル・ファッションコースでは必修19単位、選択21単位の計40単位、空間デザインコースでは必修39単位、選択5単位の合計44単位、その他に専門教育科目12単位を設け、必修・選択の組み合わせによって幅広い知識の修得が可能となっている。

  3. 多様な生活環境の課題に対し広い視野を持って理解し、幅広い分野で適切に提案・実践する能力を有するように、「学科基礎科目」の中に、「ユニバーサルデザイン論」(1年次 2単位)、「人間工学」(3年次 2単位)などの科目を設け、いずれの履修コースの学生も修得できるようになっている。また選択科目として「特別研修」(1~4年次 2単位)「学外研修」(1~4年次 1単位)を設け、通常の学内の授業では得られない機会を通じて、デザイン力・表現力・技術力の向上を図っている。

  4. 生活環境のさまざまな課題について解決する能力を有する力を養うとともに、より専門的な知識を有し、社会で活躍できる能力を育成するために、「ファッションビジネス演習」(3年次 1単位)、「アパレル品質管理演習」(3年次 1単位)、「建築学演習」(4年次 1単位)、「室内環境学演習」(4年次 1単位)、「建築構造力学演習」(3年次 1単位)の専門演習科目をコース別に設け、積極的な資格取得を支援している。

  5. 実社会において他者の立場や見解を傾聴・理解し、チームの一員として主体性をもって課題に取組み、自らの考えを表現し伝えることができるように、「研究演習科目」の中から「入門演習」(1年次 1単位)、「基礎演習」(2年次 1単位)、「環境デザイン演習」(3年次 1単位)を必修科目として設けている。

環境デザイン学科 アドミッション・ポリシー

環境デザイン学科は、豊かで美しい生活環境の創造とユニバーサルデザインの視点から、あらゆる人が生活しやすい社会の実現のために必要な知識・技術・デザイン力を身につけ、それを実践する行動力と意欲のある学生を求めています。人の生活環境にかかわるモノづくりを通し学習・研究を進めるために、高等学校修了までに各科目の基礎的な学力を身につけておいてください。

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