文学部の3つのポリシー(2018年度までの入学生)

文学部の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

文学部では、4年以上在学し、各学科が定める卒業要件総単位数を修得し、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学位を授与する。

(知識・技能)
  1. 豊かな人間性を支える教養を身につけている。

  2. 言語の高度な運用能力、あるいは音楽芸術を高度に演奏する技能を身につけている。

  3. 言語や文化に関する専門的知識、あるいは音楽芸術に関する専門的知識を身につけている。

(思考力・実践力)
  1. 言語や文化、あるいは音楽やその奏法に関する問題について、その領域が求める研究方法を用いて適切に分析し考察することができる。

  2. 言語学や文化学、あるいは音楽芸術の実技や理論を通じて身につけた思考力を応用し、物事を論理的に考え、分析し、判断することができる。

(コミュニケーション力)
  1. 自らの考えを言語あるいは音楽実技で適切に表現し伝えることができる。

  2. 他者の立場や見解を理解しつつ、自らの意見を発信することができる。

文学部の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

文学部では、以下の方針に基づき、教育課程を編成し実施する。

  1. 学生が豊かな人間性を支える教養を身につけるように、全学共通のカリキュラムである【共通教育科目】(必修および選択30単位、外国語コミュニケーション学科は22 単位、音楽芸術学科は28単位)を通じて、社会人基礎力をはじめ、社会で生きていくために必要となる幅広い知識や技能を教育する。

  2. 学生が日本語または外国語の高度な運用能力を身につけるように、【基幹科目】を設置し、言語運用能力を高める教育を行う。一部プログラムでは、これを【演習科目】においても行う。音楽芸術学科では、学生が高度な音楽技能を身につけるように【基幹科目】を設置し指導する。

  3. 学生が日本または外国の文化や言語に関する専門的知識を身につけるように、【基礎科目】において入門と概論を教育するとともに、【展開科目】において発展的内容を教育する。音楽芸術学科では、学生が音楽の一般理論に関する深い知識を身につけるように【基礎科目】と【展開科目】を通じて教育する。

  4. 学生が文化学・文学や言語学の研究方法を用いて適切に分析し考察する力を養うように、 【演習科目】を設置し、身につけた知識を用いて問題を解決する演習を行う。音楽芸術学科では、音楽の作品・演奏解釈について自分で分析し考察する力を身につけるように【演習科目】において教育する。

  5. 学生が物事を論理的に考え、分析し、判断する力を養うように、【基礎科目】、【展開科目】および【演習科目】を通じて、常に考えさせる指導を行う。

  6. 学生が自らの考えを日本語や外国語、あるいは演奏で適切に表現し伝える力を養うように、【基幹科目】と【演習科目】を通じて、言語表現や音楽表現の技術を指導する。

  7. 学生が他者の立場や見解を理解しつつ、自らの意見を発信する力を養うように、【演習科目】を通じて、プレゼンテーションとディスカッションの指導を行うとともに意見交換を重視した教育を行う。

文学部の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

文学部は次の能力の獲得に重点を置いて教育を行っています。

  1. 自分を正確に表現することができる高度な日本語運用能力と、英語をはじめ中国語、フランス語、ドイツ語の実践的な外国語運用能力

  2. 音楽の演奏を通して芸術的感動を伝え、また後進を指導しうる能力

  3. 言葉や音楽によって古今東西の文芸に通じ、他者に感化を及ぼす教養を高めていく能力

文学部は、獲得したそれらの能力を生かして、将来社会に貢献しようとする学生を求めています。

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