設置計画の概要
- 名称:大学院看護学研究科看護学専攻修士課程(仮称)
- 入学定員:6人(女子)
- 開設時期:2026年4月
- 学位:修士 (看護学)
- 修業年限:2年
設置の趣旨及び目的
本学院の建学の精神である福音主義キリスト教の精神に基づき、「社会に貢献する優秀な女性を育成する」ことを理念とします。保健医療職においては、近年の超高齢社会がもたらす疾病構造の変化、在宅医療への移行による医療システムの変化、再生医療やAI(人工知能)導入による医療の進展、ICTシステムの活用による地域医療情報連携ネットワークの発展、医療現場における多言語・多文化・多様性への対応、そして地球温暖化や新興感染症・再興感染症流行への対応など多岐にわたる取り組みが求められています。本研究科は、これらの課題解決を目指す高度な教育・研究能力、看護実践能力を持った人材を育成します。
養成人材像
本研究科では、高い倫理観をもち、看護学の専門知識と科学的根拠に基づいた看護実践能力、高度な教育・研究能力を有し、複雑化する社会に生きる対象者への看護実践における課題解決の探究を通じて、看護学の発展や質向上に寄与できる人材を養成します。
教育研究分野
本研究科の教育課程は、共通科目、専門科目、特別研究科目で構成されています。専門科目及び特別研究科目における教育研究分野は以下のように構成されています。
臨床看護学分野
実践看護学領域
- コミュニケーション看護学
- エンドオブライフケア看護学
次世代育成看護学領域
- 小児看護学
- 母性看護学
広域看護学分野
パブリックヘルス看護学領域
- グローバルヘルス看護学
- 公衆衛生看護学
コミュニティヘルス看護学領域
- 地域・在宅看護学
- 高齢者看護学
- 精神保健看護学
想定される進路
- 大学や研究機関等の教育研究職、看護師・保健師・助産師養成校等の教員
- 病院や医療機関、福祉施設等の看護師、助産師、または行政・産業分野の保健師
- 病院や医療機関、福祉施設等、または行政・産業分野における看護管理職
現職看護師の受け入れ
- 本研究科では、現職看護師の方が修学しやすいよう夜間開講し、土曜日や集中講義も活用した時間割構成とします。
- 科目によってはオンラインでの履修も可能です。
- 長期履修制度も活用できます。
入試日程(予定)
秋期 2025年11月下旬
春期 2026年2月
学納金(予定)
入学金 200,000円
授業料等 800,000円
初年度納入金 1,000,000円
2年間合計学納金 1,800,000円