2021年11月3日に食環境栄養学科の3年生4名が、東谷山フルーツパークにて食育講座「フルーツで食育-美味しく食べて健康に」を開講しました。

講座では、クイズ形式で参加者とのやり取りをしながら、楽しく講座を進めました。果物の旬と季節に応じた美味しい果物を紹介し、次に食品としての機能を説明しました。講座の後半には、本来であれば廃棄される花梅(東谷山フルーツパーク産)を加工した梅シロップ、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社から提供された「おいしい炭酸水」と「ポッカレモン」を用いて、フルーツスカッシュを参加者全員で作り、おいしくいただきました。

この講座を担当したのは、食環境栄養学科3年の小林璃奈さん、野田知里さん、東村彩加さん、安井彩乃さんの4名。事前準備として食育の指導媒体の作成、スカッシュのレシピ考案、当日の食育の時間軸等を計画などをきめ細かく計画しました。フルーツスカッシュのシロップ濃度を決めるために調整を繰り返し、もっとも美味しい濃度を決めるなど、スカッシュの味わいにもこだわりました。

今回の食育講座を通じて、4名の学生は食育の指導媒体の内容や講座の進め方だけでなく、受付や参加者の誘導、食育講義の進行、食材の配布などを当日を想定して準備する大切さを実感できた一日でした。当日参加でなかった学生たちは準備段階からお手伝いし、管理栄養士に必要な協力やコミュニケーションの大切さを学習できました。

金城学院大学では、学生たちの自主的な食育活動を通じて、実社会で活躍できる管理栄養士を育てます。