2021年9月15日(水)にオンラインで日本広告学会 クリエーティブ委員会主催「第2回学生広告クリエーティブ賞」の発表があり、国際情報学部 国際情報学科 庫元正博教授ゼミ4チームがそれぞれ受賞しました。

この賞は大学や専門学校などでマーケティングや広告を学ぶ学生を対象にした、広告企画の立案を通じて思考力や創造性を育む、教育目的のコンテストです。課題テーマは、特定の企業やブランドを1つ取り上げて、市場拡大のための企画を考える「地域活性化」や「飲食店支援」など、特定の社会課題を解決する企画を考えるというもの。

参加できるのは日本広告学会会員である教員が認めたグループのみで、第2回の今年は全国から114チームが参加。2021年5月のエントリーから9月締め切り、書類審査を経てファイナリスト6作品がノミネートされ、そこから金銀銅それぞれ1作品、佳作3作品が選ばれました。

【金賞】金城学院大学 4年「わんチーム」
左から茅野若菜さん、林珠衣奈さん、佐々木美羽さん、浜地瑠夏さん、古田貴子さん

審査員の工藤拓真(BRANDFARM)氏は受賞発表の講評で、金賞のチームに対して「実務経験がある審査員がみんないいね、といった作品。フードロスを解決するのに、期限が迫った食品を保護犬に見立てて、値引き品とか見切り品という言い方ではなく、保護食品という言い方を発明してこれを救ってください、という提案。消費者の皆さんをヒーローにするアイデアであり、消費者の行動を促す力がある」とおっしゃっています。

金賞チームのリーダーの国際情報学部4年の佐々木美羽さんは「今までの集大成として最後のチャレンジで参加したコンペで、このような賞をいただけてとても嬉しいです。また今回は“金賞から佳作までオール金城で独占する”という思いがけない結果を残すことができ、一緒に作り上げたメンバー全員に感謝の気持ちでいっぱいです。この嬉しさを糧にこれからも頑張っていきたいと思います!」と受賞の喜びを語ってくれました。

【銀賞】金城学院大学 4年「孫5人組」
左から河合由樹さん、長谷川茉彩さん、新村祐未さん、河竹真子さん、岡田奈津希さん

銀賞に関しては、「地域の会社にスポットを当て、かつその会社しかできないようなことをきちんと探って、アイデアとして紡いでいるというところも含めて、発想力という観点からも大変優れている」と評価していただきました。

銀賞チームのリーダーの国際情報学部4年の新村祐未さんは「一人一人が自由な発想を持ち、私たち名古屋の女子大生ならではの企画を考えることができ、その部分を評価して銀賞という素晴らしい賞に選んで頂けたこと大変嬉しく思います。これからも自由な発想や自分たちらしさを忘れずに何事も頑張ります!」とコメントしてくれました。

【銅賞】金城学院大学 3年「銭湯女子」
上段左から小川桃佳さん、忠内美咲さん、下段左から権田遥香さん、塚本朝香さん、沖野日々季さん

銅賞については「若年層のインサイトを探り、バス(温泉)とバス(車)をかけてアプリケーションでのバスツアーを提案。アプリで解決するというのはこの世代では当たり前のようにでて来るアイデアだが、細かい点まで言及されていてアイデアの定着力が優れているところを評価した」というコメントでした。

銅賞チームのリーダーの国際情報学部3年の権田遥香さんは「ゼミのチームとして手探りでコンペに取り組んできましたが、賞をいただけたのは今回が初めてだったので、達成感と嬉しい気持ちでいっぱいです。今回私たちは、先輩方の金賞・銀賞に続き、銅賞という素晴らしい評価をいただきました。このような予想外の結果を、ありがたく、また誇らしいと思ったと同時に、いただいた賞と学びを力にして再チャレンジしたい気持ちも芽生えました。喜びと意気込みを忘れず、チームで力を合わせて励んでいきたいと思います!」と話してくれました。

【佳作】金城学院大学3年「ミス・タクシー」
上段左から岩田理紗さん、米盛桜都さん、下段左から桐山亜里紗さん、土川京香さん、渡邉舞さん

<2021年度 第2回 学生広告クリエーティブ賞 受賞者一覧>
【金賞】金城学院大学 4年「わんチーム」
    佐々木美羽さん、林珠衣奈さん、浜地瑠夏さん、茅野若菜さん、古田貴子さん
【銀賞】金城学院大学 4年「孫5人組」
    新村祐未さん、岡田奈津希さん、河竹真子さん、河合由樹さん、長谷川茉彩さん
【銅賞】金城学院大学 3年「銭湯女子」
    小川桃佳さん、沖野日々季さん、権田遥香さん、忠内美咲さん、塚本朝香さん
【佳作】金城学院大学 3年「ミス・タクシー」
    土川京香さん、桐山亜里紗さん、岩田理紗さん、渡邉舞さん、米盛桜都さん
【佳作】慶應義塾大学「KOCOM」
    木村珠莉さん、永島礼菜さん、岡道生さん
【佳作】長岡造形大学「いとおかし」
    佐藤脩さん、タナシア ソエディラさん、大浦有夏さん


受賞結果発表は日本広告学会のホームページでも発表されています。