2021年8月7日(土) 生活マネジメント学科 古寺浩ゼミの吉田光里さん(4年生)がサポーターとしてボランティアをしている尾張旭市子ども学習支援にて、「Trainingタイム」の講師を務めました。子ども学習支援での「Studyタイム」は個々の参加者が勉強をする時間、「Trainingタイム」は参加者が1つのテーマについて学び合う時間です。2級ファイナンシャル・プランニング技能士資格を有する吉田さんは、学び合いのテーマを「生活設計について考えよう」と題して講師を務めました。

 子ども学習支援に参加している中学生と大学生サポーターを5つのグループに分け、一般社団法人 全国銀行協(JBA)による"生活設計・マネープランゲーム"を用いて20~30歳代を想定した結婚、仕事(給与)、出産・子育て、マイホームや車の購入などといったライフイベントとその費用を模擬体験してもらいました。

教職課程に所属し、教育実習の経験もある吉田さんは、その経験を活かしながら、中学生にはわかりにくい税金や社会保険料といった"非消費支出"の概念についても詳しく丁寧に説明しました。学科でのファイナンシャルプランニングの学び、教職の学びの成果が、実践的に有効に活用でる良い機会となりました。