2021年8月2日(月)、生活環境学部 生活マネジメント学科 小田奈緒美ゼミ・古寺浩ゼミの学生15名(4年生:吉田光里さん、3年生:飯沼由衣さん、中野愛梨さん、秦千晴さん、平松瑞貴さん、福山宏美さん、盛合美咲さん、2年生:嶋田愛子さん、庄涼花さん、曽山杏里さん、田島言梨さん、中澤朋花さん、山口菜月さん、渡邉菜央さん、渡辺奈那さん)が企画・準備をしてきたキッズタウン「第1回子ども会議」を"LDK覚王山"にて開催しました。

キッズタウンは、子どもたちだけ(今回は小学生37名)が仮想のまちの市民となり、働いたり、稼いだお金(仮想通貨)で買い物をしたりしながら、職業体験や市民体験をすることができる教育プログラムイベントです。ドイツのミュンヘン市で1979年から開催されている「ミニ・ミュンヘン」をもとに、近年、日本でも各地で開催されています。

第1回子ども会議では、8月19日(木)に開催されるキッズタウンのメインイベントに向けて、子どもたちにキッズタウンへの参加方法やルール、手指消毒や感染防止対策、税の仕組み、フェアートレードなどについて学んでもらい、また、立候補者の演説を参考に、市長選挙をして市長や市議会議員を選出してもらいました。黙食後の午後は、キッズタウンのお店で販売する商品(おもちゃ)づくりをしてもらいました。商品はすべて、ペットボトル、ペットボトルキャップ、牛乳パック、菓子箱、トイレットペーパーの芯などの廃材を用いたもので、学生たちも子どもたちとともに商品づくりに参加しました。

学生たちは、企画から準備にたくさんの時間と知恵を使い、開催当日は、子どもたちの安全と健康を考えながら、気力・体力ともに使い果たしてかなり疲れたことと思いますが、やはり何よりのご褒美は、「子どもたちのたくさんの笑顔」でした。