広告とマーケティングを専攻する国際情報学部 国際情報学科 庫元正博教授の研究室ゼミ生と、愛知県立芸術大学の著名な声楽家としても知られる小原啓楼教授の研究室ゼミ生が、お互いの知識や学びを学際的に連携することを目的に交流をしました。

庫元ゼミのプレゼンから

小原教授と岩出さん

第1回は2021年6月15日(火)、金城学院大学E1棟プレゼンテーションルームにて声楽分野における新しい広報、PRについて企画提案と意見交換をおこないました。庫元ゼミからは声楽及びクラシック音楽への若い世代の意識調査から、SNSやイベントを活用した広報企画を提案。小原ゼミからはYouTubeの音楽配信調査から、中高生への合唱指導など社会貢献を含む声楽ジャンルのすそ野拡大の企画提案などがありました。その後、学生たちの間で質問や意見交換がなされました。

小原教授は「内容とともにしっかりとしたプレゼンにもおどろきました。たくさんの素晴らしいアイディアをいただき、ワクワクしています。どうやって実現していくか、宿題はたくさんありますが、少しずつでも進めていければと思っています。」と感想を述べられています。

また、参加した愛知芸術大学3年生 岩出光世さんは「このような機会は私にとっても全く初めての経験でしたので、大変刺激的で有意義な時間を過ごすことができました。また、普段私達芸大生が意識することの無い「広告」そして「マーケティング」という概念をベースに考えられた多種多様で興味深い案の数々に終始圧倒されました。ステージで演奏をする、という従来のクラシック音楽の形はこのコロナ禍を経てどんどん変化していくと思っています。だからこそ、今訪れているこの大きな変革期を逆にチャンスと捉え、金城学院大学のゼミ生の皆様と共に、新しいクラシック音楽の形を創造していきたいと改めて強く感じました。」と語ってくれました。

庫元教授は「クラシック音楽という分野での企画提案でしたが、ゼミ生はとても熱意をもって取り組んでいました。こうした新しい領域での活動は学生にもとても学ぶことが多く、また小原先生の企画へのご感想やご教示がすばらしく、ゼミ生もたいへん感激しておりました。今後よりいい連携活動へとつなげていければと思っております。」と語っています。

庫元ゼミのプロジェクトリーダー国際情報学部 国際情報学科 メディアスタディーズコース3年の米盛桜都さんは「調査や企画を始めて、クラシック音楽という芸術分野の広報やPRを考えていく中で、改めて難しさと、だからこその楽しさを感じました。岩出さんの発表の中で、小中学校の合唱に焦点を当て、そこから声楽を広めるという企画は、私たちには思いつかなかった着眼点でとても参考になりました。また、私たちがご提案した企画のほとんどが、小原先生がすでに実施されたことがあるということで、あまり新鮮味がなく未熟な部分もあったと思いますが、優しく聞いてくださりたいへん感謝しております。今後は今回のプレゼンで理解したことを生かし、次回以降生かしていきたいと思います。」とまた決意を新たにしていました。

この2つの研究室における学際的連携は、今後も学生間の連携も含めて継続的に進めていく予定です。