ネット上で話題になっている一畑山薬師寺のCMについて、国際情報学部 庫元正博教授(広告学)が中日新聞から取材され、2021年4月5日(月)の中日新聞三河版にコメントが引用されました。

同教授はこのCMについて、まず伝統を重んじるお寺のCMにネイティブな英語ナレーションが入ることが意外性があって印象に残ること。またマイナーなご当地CMの面白さを自分たちで発見し、世間に発信していくという現代の若者のSNS事情が背景にあるとコメントしています。
 

この記事のコメントに加えて同教授は、クリエイティブ・ディレクターのデビッド・ドロガ氏が「テレビを見ない、いまの若者のキーワードはDiscovery、 Sharing、そしてDebateの3つだと思ってる。」(「広告批評」2006年11月号より)と発言している通り、この一畑山薬師寺のCMも、若者にDiscoveryされ、Sharing、そしてDebateされている典型といえる、と話してくれました。


※この記事は中日新聞社の許諾を得て転載しています。