食環境栄養学科4年生の10人が、富山県の国際会議場と富山県民会館で9月5日(木)から7日(土)に開催された「第66回日本栄養改善学会学術総会」で、研究成果を発表しました。

茨木洋乃さん、小笠原実紀さんが「地域住民の糖尿病教室前後における栄養素および食品群の摂取について」、榊原茉子さん、河瀬夏澄さん、草刈麻伊さんは「食品ロス問題の認知がもたらす食品ロス削減に向けた取り組みや意識に関する検討」、松岡遥奈さん、加納有葉さん、川原舞子さんは「和食文化理解を目標とした留学生に対する食育の実践」、各務早紀さん、加納佑菜さんは「産業給食の提供献立名で使用される食材の季節差の検討」を発表しました。

これらの研究の成果はいずれも学内外の組織との共同研究。株式会社魚国総本社と共同研究し産業給食の献立を分析した各務さんと加納さんは、「研究を行ない、その成果を学会で発表することで、多くの栄養学の専門家の先生方にご意見をいただくことができました。管理栄養士としての専門性を深める貴重な経験となりました。この経験は卒業後に管理栄養士として患者様や対象者の栄養管理を行う際に役立ちます。」と話してくれました。

金城学院大学食環境栄養学科の管理栄養士養成教育では、1年次と2年次で管理栄養士が研究するための基礎を習得し、3年生からその学びを発展させ研究に取り組む研究実践力を養います。リサーチ力を身に付けた管理栄養士の卵の活躍をご期待ください。