毎年、東日本大震災の被災地を訪問し、研究活動を行なっている同ゼミは、今年はコロナ禍により学会での研究発表と他大学との連携活動等が出来ない事から、本学E1棟の1階ギャラリーで研究発表の展示発表会を開催しました。

会場には福島での取材・調査の成果をバネル展示するとともに、ゼミ生による解説をライブで行いました。会場には学生のみならず愛知県内で福島の支援をしている団体の関係者や、他大学の研究者、中日新聞と朝日新聞の取材もあり、多くの人たちに被災から10年目を迎えようとしている福島の現実を伝えました。

また、この授業は磯野教授の「マスコミ論」と連携し、学生による現地からの報告を受講生に伝えた後、ギャラリーの展示を見て貰いました。受講した1年生は「前期は遠隔授業だけだったので、初めて大学らしい授業を広い階段教室で受講した。先輩方の真剣な発表に、熱意が溢れており、この授業を企画した磯野教授のコロナ禍中の1年生に対する配慮と情熱を感じた」と語りました。また、磯野ゼミ黒木麻央副ゼミ長は「コロナ禍の中でも自分達の行動次第で、大きな成果を得る事が出来るということを実感した。全員で福島県に行く事は出来なかったが、「福島県の今」「愛知県から見た福島県」と二つの視点から調査した事により、一つの側面だけでなく多角的に物事を捉える事が出来た。取材を受けて頂いた全ての方から“伝えて欲しい”という思いを託され、今回、展示発表会を通して多くの人にリアルを伝えられた」と語り、大きな反響と開催した意義について語りました。