【学科行事】 イギリス研修旅行の参加者による報告会が開かれました。

 2019年度 「環境デザイン特別研修A」 は、イギリスの文化やデザイン・建築・都市の発展を学ぶ研修旅行として、9月3日から9月12日までの10日間の日程で実施しました。
 発表者は、グループごとにテーマを決めて、現地で学習、体験した内容をプレゼンテーションしました。研修では、イギリスの各都市(エディンバラ、グラスゴー、リバプール、オクスフォード、ロンドン)を巡り、様々なデザインや建築に触れてきました。
 今回の研修旅行には3つの目的が挙げられていました。1つ目は産業革命を機にイギリスで起こった近代デザインの萌芽と発展について理解を深めること。2つ目は、ノーマン・フォスターやザハ・ハディドなどに代表される、現代的なデザインを体感すること。3つ目は、文化の歴史を感じることです。
 イギリスは田園風景もすばらしく、中世に建てられた貴族の邸宅、城郭や大聖堂などが、近代に生まれた集合集宅や現代の個性的な建物などと混ざり合いながら現在の都市文化を形成しています。 イギリスにある特徴的な複数の都市を巡ることで、文化を継承することの重要性について、学ぶことのできた貴重な機会となりました。