薬学部 薬学科の朝倉和花奈さん(2026年卒業:現 本学大学院薬学研究科1年)と薬学部 薬学科の日比野莉里さん(2025年卒業)が取り組んだ研究「A new mouse model of complex regional pain syndrome with the prolonged pain in spite of recovering skin inflammation」が、European Journal of Pain(2026)に掲載されました。

Complex regional pain syndrome(CRPS:複合性局所疼痛症候群)は、骨折、外傷や手術等をきっかけに生じた痛みなど不快な感覚が慢性的に続く病態です。その多くが、見た目から想像できる痛みではなく、一見すると健常者のようであるが、持続的な激痛や刺激に対する過剰な過敏性が認められ、周囲からは理解してもらえないことが社会的に問題となっています。しかし、その発生機序や有用な治療薬がないのが現状です。本論文では、見た目は健常ですが持続的に痛みを生じるマウスモデルを開発したことを報告しています。本マウスモデルは、CRPSの発生機序や治療薬の開発や探索に有用であることが期待されます。

論文はhttps://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ejp.70385からご覧いただけます。