社会課題と企画で向き合う金城学院大学 国際情報学部 都築徹ゼミ(2年生)は、“香りと伝統を日常に”をテーマに、地元名古屋の伝統産業である有松絞を使った「香り袋(サシェ)」を開発しました。


都築ゼミの学生たちは、名古屋市緑区の有松・鳴海絞会館や生産者、店舗を現地取材し、後継者不足の現実と、その中で挑戦を続ける人たちの存在を知り、地元の伝統産業に少しでも日が当たることを願い、若者が欲しいと思える「香り袋」を企画・開発しました。
テーマは“香りと伝統を日常に”
香りは学生が学内で採取・乾燥させたローズマリーと、Haya様(守山区)のご協力により実現した知多・名古屋産の夏みかん精油の2種類を用意しました。
本日が学内販売最終日。学生たちの想いが詰まった特別な香り袋を、ぜひ手に取っていただきたいと思います。
【場所】 N1棟 3階エントランス
【時間】 12:50〜13:30
【定価】 2,500円
【学内特別価格】1,500円
【学生特別価格】 830円
「Rella(レラ)」は2022年に当時の都築ゼミ2年生が創立した、傘のハンドルカバーブランドです。社会課題であるビニール傘の使い捨て問題に着目し、「愛着を持ち、長く使える傘」を目指して、産業連携のSDGsプロジェクトとして始まりました。製造過程で生まれる端切れを、学生の感性でアップサイクルしています。
① 伝統産業の継承と発展
② 障がい者の就労支援
③ 地域経済を守り、未来へつなぐ
④ ゴミ削減とリサイクルの推進
原材料の布は、cucuri様・山上商店様(名古屋市緑区)よりご提供いただきました。cucuri様は、長年愛されてきた絞りを今も身近に感じてほしいという想いで、産地メーカー山上商店様とデザイナーの今井様が生み出したアパレルブランドです。
繊製は、障がい者就労支援A型事業所の株式会社ウル様(名古屋市緑区)に依頼。絞り生地の難しい扱いも、利用者の方々と協力して検証を繰り返すことで「欲しい商品」が形になりました。製造を通じて、彼らの能力や才能を社会に伝えることも目指しています。
・⼭上商店代表 ⼭上正晃さん
「新しく、唯一無二の伝統工芸品を多くの人の手に取ってもらえるきっかけになれば嬉しいです」
・cucuriデザイナー 今井歩さん
「機械では作れない職人の技が詰まった生地を使用しています」
・株式会社ウル 家田幸江さん
「⼀つ⼀つに時間をかけ丁寧に作業し、重みのある作品になったので、この機会に事業所という存在を多くの⼈に知ってもらいたいです」
・Haya 中村紋佳さん
「香りには、人や土地、ものづくりをつなぐ力があります。地域の植物から生まれた香りが、このプロジェクトに携わる皆様の想いとともに、多くの方に親しまれる存在となれば嬉しく思います」