7月7日(火)、「高齢者看護学概論」の授業に、愛知県認知症希望大使の土赤伸生さんと、作業療法士の伊藤篤史さんをお招きしました。授業では、認知症と診断されたときの思いや、日々の生活で工夫していることなどについてお話しいただきました。

学生たちは、お二人のお話を通して認知症について学ぶだけでなく、一人の人としての生き方や人生観についても考えを深めました。

土赤さんは、認知症と診断された当初、死を考えるほど落ち込んだ日々を乗り越え、現在は目標を持ち、自分らしく生活することを大切にされています。その姿に触れた学生からは、「『認知症だから』という無意識の偏見を捨て、相手のできることを最大限尊重したいと思った」「『何もできないからやってあげる』という先入観は、本人の能力を奪い、症状を悪化させることにもつながる。介助者には、本人ができることとできないことを正しく知る姿勢が必要だと学んだ」といった感想が寄せられました。

認知症のある方の思いや生活体験を直接伺うことで、学生一人ひとりが自分自身のこととして考え、認知症への理解をより深める有意義な時間となりました。

ご講演いただいた愛知県認知症希望大使の土赤伸生さん、作業療法士の伊藤篤史さんに、心より感謝申し上げます。