2025年11月15日(土)に、文学部 日本語日本文化学科主催の金城中高生対象イベントが開催されました。日本語日本文化学科では継続的にイベントを開催しており、今回が第3回目となります。

【これまでの開催一覧】
第1回「隠された本を探せ!図書館謎解きツアー!」(2024年11月9日)
第2回「体験!日本文化教室」(2025年6月7日)
第3回「にゃぞ解き 図書にゃんツアー」(2025年11月15日)

今回は第1回のイベントの続編として企画されたもので、いずれの回も大学図書館とコラボしています。私たち日本語日本文化学科は、中部・北陸地域の女子大の中でもトップクラスの蔵書数を誇る、本学の図書館こそ「金城の宝」であると考えているのです。

当日は、図書館に迷い込んでしまった猫をクイズを解きながら探し出すという趣向で進行しました。クイズは全て猫が登場する日本と海外の文学作品にちなんだものを用意しました。

その後は図書館所蔵の貴重書や古典の巻物などを手に取ってご覧いただき、最後には大教室にて「猫と日本人」と題した教員によるミニ講義が行われました。気楽にご参加いただけるよう、お茶とお菓子もご用意しました。

次回は2026年6月頃に4回目のイベントを開催する予定です。

【日本語日本文化学科学生の声】
津間岡雛さん(2年生)
私は今回、先生によるミニ講義の前座としてミニミニ講義をさせていただきました。
題して「大学で推し活してみた」!
学生プロジェクトで扱った「刀剣乱舞」やアイドル、先輩方の卒論を題材として、”サブカルチャー×日本語日本文化学科”をテーマに大学の学びに親しみを持っていただけるような講義をさせていただきました。参加された学生さんや保護者の方々は意外な学びの広がりにとても興味を持ってくださり嬉しかったです。

古賀菜月さん(2年生)
今回のイベントでは、猫が登場する有名な作品に関する謎解きに挑戦してもらいました。
参加してくださった皆さんが、作品の内容にも興味を持ってくれて非常に嬉しかったです。
図書館書庫では巻物の取り扱いを実際にお見せしながら、博物館の学芸員のお仕事についても少しお話させていただきました。書庫がすべて開架である大学図書館は珍しく、保護者さまからも多くのご質問をいただき、本学図書館の魅力をお伝え出来たと感じています。

中川香佳さん(2年生)
とても楽しく貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。これまで、計3回このイベントの運営をさせていただいておりますが、今回クイズの問題を少し難しく作りました。初めは解けるのか心配していましたが、自分たちが用意したヒントを活用しながら解いてもらい、楽しかったと言ってくれてとてもうれしかったです。