ワークショップの様子

2025年10月25日(土)の金城祭にて、現代子ども教育学科上村千尋教授の4年生ゼミが、「2025年度学生によるオレンジリボン運動」の実施校として、児童虐待防止の啓発活動に取り組みました。
この運動は、11月の児童虐待防止推進月間に全国規模で行われるものです。
学生たちは、守山区民生子ども課こども家庭センターと連携して、プロジェクトの企画・準備を進めてきました。啓発物品などは名古屋市からご提供いただきました。

金城祭当日は、守山区マスコットキャラクターの「モリスちゃん」も一緒に活動。
チラシやオレンジリボンの配布をはじめ、100組を超える親子や地域の方に「お絵描きトートバッグ」のワークショップを通して、児童虐待防止の啓発を行うことができました。
学生たちは、引き続き「189(児童相談所虐待対応ダイヤル)」を広げるハッシュタグキャンペーンにも取り組んでいます。

・この活動を通して、虐待防止は親や子どもだけの問題ではなく、地域の人々や、これから保護者になっていく人が理解を深め、関心を持ち続けることが大切なのだと感じました。

・児童虐待防止の取り組みでは、「知ってもらうこと」だけでなく、「地域全体で子どもを見守る雰囲気をつくること」が大切であると感じました。ポスター制作やハッシュタグを使った啓発、トートバッグのワークショップなど、取り組みやすい企画を重ねる中で、子どもから大人まで自然と意識が広がっていく様子を実感しました。

現代子ども教育学科では、自治体やNPO法人、地域の保育・教育現場などと連携したプロジェクト活動を通して、学生の主体的な学びとキャリア形成をサポートしています。


小室学長、丸山副学長、上村教授と上村ゼミの学生 

子どもたちがお絵描きした「オレンジリボンバッグ♬」