このたび、本学の日本語教育プログラム(日本語日本文化学科)が、登録日本語教員養成機関および登録実践研修機関として登録されました。

「登録日本語教員養成機関」および「登録実践研修機関」として登録されたことにより、日本語教育プログラムを修了すると資格取得にあたる要件が一部免除になります。具体的には、日本語教員試験のうち基礎試験および登壇実習が免除となり、応用試験の合格のみで登録日本語教員になることができます!

留学生を受け入れる国内の日本語教育機関では、2029年3月31日以降、国家資格「登録日本語教員」であることが求められます。

2025年10月31日現在、愛知県内で大学として「登録日本語教員養成機関」および「登録実践研修機関」に登録されている機関は、本学を含めて3大学のみです。また、近隣県のうち、岐阜県、三重県、滋賀県、長野県、石川県、福井県、富山県には、大学として登録されている機関はありません。

本学の日本語教育プログラムはこれまでも「経過措置における日本語教員養成課程等」として確認されており、修了者は日本語教員試験の基礎試験と教壇実習が免除されていました。ただし、この経過措置は2033年3月31日までとなっています。しかし、2026年度以降の入学者については、この期限がありません。

「登録日本語教員」の取得の流れについては、こちらをご参照ください。「養成機関ルート」のうち、「登録実践研修機関と登録日本語教員養成機関の登録を受けた機関で課程を修了する方」とあるルートにより取得することができます。

本学では、充実した日本語教育実習や、日本語教師として必要な基礎知識を、体系的・網羅的に学べるカリキュラムを用意しています。また、日本語学校などと連携し、日本に住む外国人との交流の機会も多くあります。これからの多様で、インクルーシブな社会を作る一員になれる日本語教師を目指してみませんか。

なお、入学年度ごとの資格取得のルートについては、以下をご参照ください。

・2026年度以降入学生
「日本語教員試験」のうち応用試験に合格することにより、国家資格「登録日本語教員」に登録できます。期限はありません。

・2021年度〜2025年度入学生
2033年3月末までに、「日本語教員試験」のうち応用試験に合格することにより、国家資格「登録日本語教員」に登録できます

・2009年度〜2020年度入学生
1年間の現職経験があれば、経過措置の対象となり、講習IIの受講および修了認定試験の合格と、国家試験「登録日本語教員」の応用試験の合格により、国家資格「登録日本語教員」に登録できます。なお経過措置期間は2029年3月末までです。