


2025年8月23日(土)・24日(日) 、今年も広告界の一流クリエイターと第一線で活躍するゲストを招いて、国際情報学部 都築ゼミの3・4年生が企画・運営するKCCが開催されました。
会場は、E1棟209教室。
今年のテーマは「コピーライターの”向き合う姿勢”から学ぶ、伝える覚悟と個性の出し方」でした。
初日は、三井明子さん(三井グループ)の講義からスタート。
広告界を牽引する三井さんがコピーライターになるまでの職業遍歴と、決して折れなかった強い意志が、就活に悩む学生たちの背中を押してくれました。
昼食後は3文字のヒントでお題を当てるゲームで盛り上がったあと、小幡緑地内のオバッタベッタキャンプ場へ。
この日のために東京から大勢のクリエイターが集結し、卒業生たちも仕事の合間を縫って参加してくれました。
仕事、将来、人生、恋愛…講師のおふたりや、地元クリエイターたちと学生がバーベキューを囲みながら、キャンプ場のあちらこちらで熱いトークが続きました。
二日目は再びキャンパスに戻って、コピーライター玉山貴康さん(電通)の講義。
弱い人たちに向けられた数々の名作コピーが生まれる背景となった、自身の生い立ちを語ってくださった玉山さん。
受け取る人の気持ちを想像しながら言葉を丁寧に探しつづける姿に、学生も地元のクリエイターたちも感銘を受けました。
最後は、講師のおふたりにアドバイスをいただきながら、自分のキャッチコピーをつくるワークショップ。
言葉を見つける過程で自分を深く見つめ直す、有意義な時間になりました。
学びを最大化しようと念入りに準備をした学生たちと、自らの人生を教材にしてくださった言葉の達人たちに心から感謝したい2日間となりました。
金城生に一流人材の薫陶を受けさせたい、金城学院大学に広告の旗を立てたいという思いで始まった学修キャンプは、3年目にして学部公認のイベントに成長。
来年夏、第4回の開催を目指します。
「現場で働く皆様からの講義やお話は新たな気づきや学びをたくさんいただくことができました。人生経験や方法論、コピーに対する熱意や言葉と対峙する姿勢から、広告や自分自身と向き合い考える良いきっかけをいただきました。
また同じ志を持つ金城生と出逢いたくさんの刺激をいただき、もっと頑張ろうという気持ちが高まりました」
中京大学文学部言語表現学科4年生 石井莉子さん
「広告業界の第一線で活躍されている方々の話を聞き、言葉についてはもちろん、自分と深く向き合う大切な時間になりました。他ではなかなかできない体験をこの夏にできたこと、改めて参加してくださった講師の方々に感謝しております」
国際情報学部3年生 長島理子さん
「学生のみなさんには、みなさん学生さんとは思えないめちゃくちゃきめ細やかなお気づかいをいただき、終日とても快適に、気持ちよく過ごさせていただきました。代理店の優秀な若手営業さんよりもずっと気の利くかたたちでした!学生さんたちの学びに対するピュアな熱と、素直な姿勢を素晴らしいと感じました。たくさん刺激をいただきました。ありがとうございました」
三井グループ 三井明子さん
「なかなか体験することのない濃密な楽しさでいっぱいの2日間でした!自分の話がどこまでお役に立てているのかわかりませんが、少しでも前に進むきっかけ、何かを打開する兆しになれば幸いです。キンジョーバンザイ!笑」
株式会社電通 玉山貴康さん


