2025年10月1日(水)、名古屋市スポーツ市民局男女平等参画推進課が主催し、名古屋市男女平等参画推進会議イコールなごやシンポジウム「名古屋市女性活躍推進企業と大学生との交流会」が開催されました。人間科学部多元心理学科の学生を中心に、約100名の学生が参加しました。

このシンポジウムは、有識者と女性活躍推進企業で働く方たちとの交流を通して、いま起きているジェンダーギャップに関する社会の動きを理解し、自分らしく活躍できる会社への就職意識の向上や人生の在り方の選択に向けて行動できることを目的としています。

当日は、ジャーナリストの山本恵子氏(元NHK解説委員)、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事の横井寿史氏、株式会社エステム人事部の伊與木春花氏、河村産業株式会社 管理本部の河村香保里氏をゲストにお迎えしました。

第1部では、4名のパネリストが「社会にあるアンコンシャスバイアスを乗り越えて自分らしいライフとキャリア」をテーマにパネルディスカッションを行いました。パネリスト自身の活動や、所属する企業・団体における男女平等参画に向けた取り組み、それぞれが経験したアンコンシャスバイアスについてご紹介いただきました。
第2部のワークショップ&グループディスカッションでは、「こんなとき、自分ならどうする?どう解決する?」をテーマに、学生が学生生活やアルバイト先など日常生活で感じているアンコンシャスバイアスについて、有識者も参加しグループでディスカッションしました。
ディスカッションを通して、社会に存在する「こうあるべき」という固定観念や期待であるアンコンシャスバイアスの存在を認識し、同時に、自分自身も無意識のうちに特定の属性(年齢、性別、職業、外見など)や背景情報から先入観を持って接していたことに気づくことができました。

本件は中日新聞に掲載されました。
10月2日朝刊 記事はこちら※中日新聞 掲載許可済み