2025年8月25日(月)、日本工学アカデミー中部支部と「EAJC2025 シンポジウム」を開催しました。本シンポジウムは「工学分野における女性活躍への期待」をテーマに、産業界、女子学生、保護者、そして一般の方々を対象として開催されました。

基調講演・パネル討論では、工学分野における女性の参画や社会全体の課題をテーマに、幅広い議論が展開されました。女性の割合が依然として低い現状を共有しつつ、大学・企業・行政の立場から、多様な視点で今後の方向性が語られました。

講演では、金城学院中学・高校・大学の卒業生で名古屋大学准教授の浦田真由氏が登壇。「国や自治体等の会議の場では女性の割合が非常に少ない」と語り、ジェンダー平等の重要性を訴えました。また、金城学院高等学校の生徒や本学学生による質問もあり、若い世代が考える女性の働き方や将来の社会像についても意見が寄せられました。

本学からは国際情報学部の岩崎公弥子教授も登壇し、産学官の連携を踏まえた今後の展望について提言しました。今回のシンポジウムは、中部地域における「ものづくり」と女性の活躍の可能性を改めて見つめ直す貴重な機会となりました。

本件は中日新聞に掲載されました。
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※中日新聞 掲載許可済み