
2025年8月2日(土)午後、本学にて西洋史領域担当の北原ルミ准教授による公開講座:総合歴史学科リレー講座「フランスから五島へ キリスト教をめぐる対立と交流の歴史」が開催されました。
講座では、2018年に世界遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に含まれる五島列島を取り上げ、長崎市内の大浦天主堂から出発して、久賀島の旧五輪教会、福江島の堂崎天主堂、井持浦教会のルルドをめぐりました。19世紀後半、幕末から明治期にかけての潜伏キリシタンの「発見」を中心に、再布教にあたったパリ外国宣教会へ注目することで、五島のキリシタン史をグローバル・ヒストリーの展開としてとらえ直しました。
8月9日(土)開催のオープンキャンパスでは、19世紀のドイツへ視点を移した模擬授業(13:00-13:45)をシュトラーラ ヤン ゲリット教授が担当し、この時期のヨーロッパの事情をさらに深く解説します。ぜひお越しください。
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