管理栄養士は、医療現場で在日外国人に「栄養指導」をすることがあり「医療通訳」と接点を持つことがあります。管理栄養士と通訳、どちらにもコミュニケーション力は必須で、コミュニケーション理論は管理栄養士の国家試験にも出題されます。
管理栄養士養成課程では必修である栄養教育関連の授業で、医療通訳養成にもかかわる水野真木子先生に、医療通訳でのコミュニケーション理論や実践について講義をしていただきました。
この講義には、通訳の学びを専門とする英語英米文化学科「通訳演習(A)」の受講生も参加。管理栄養士と医療通訳という異なる専門領域で学ぶ学生たちが参加した今回の講義では、自分の専門領域の枠を超えて学んだことに加えて、専門が異なる仲間と金城で共に学んでいるという「学びの時間とそれぞれの分野のプロ意識」を共有できました。

金城学院大学では、異なる分野の学生たちがともに学べる学科連携を通じて、多様な視点を手に入れる教育を行っています。