
2025年5月21日(水)に日本語日本文化学会春季大会の企画として、一般社団法人スローコミュニケーション理事の羽山慎亮先生をお招きし、「ことばの『わかりやすさ』について考える」をテーマにご講演いただきました。
講演では、日本語を母語としない方、知的障害のある方、地域差、世代差、時代差など、様々な立場・観点から「わかりやすさ」が検討され、参加者が何気なく使用していることばの奥深さや相互理解のあり方を学ぶ機会になりました。講演後の質疑応答では、講義内で話のあった知的障害のある方のための「わかりやすいニュース」の作られ方や「LLブック」への疑問・意見が示され、情報保障の具体的な実践に思いを巡らせる時間にもなりました。