国際情報学部で「アクセサリーブランド・DIAGIRL」を運営する佐藤ゼミの3年生と4年生が、
2025年5月13日、14日に三重県桑名市の竹林で化粧水の原材料に使われる「竹水」(=竹からとれる水)を採取する作業に参加しました。
 
作業は「桑名竹取物語事業化協議会」の全面協力のもと実施され、化粧水をプロデュースするモデルで俳優の水原希子さんや地元の高校生など、約50人と共に参加しました。
 
現在、日本の竹林の多くは後継者不足や管理不足によって荒れています。竹は繁殖力が非常に強いため広葉樹林を侵食し、竹が増えることで山の保水力が低下して土砂崩れのリスクにつながっています。そのため、竹から竹水をとり化粧水として販売するこの取り組みは、竹林の保全につながる活動として注目されています。
 
竹水は、4月下旬から5月中旬にかけてわずか20日ほどしかとれない貴重な水として知られていて、肌の保湿や健康維持に良いとされる成分を含んでいます。
今回とれた竹水から作る「竹水フェイスミスト」はジェイアール名古屋タカシマヤで今年の秋ごろに販売される予定です。