2024年12月13日(金)の「生化学※(2)」(食環境栄養学科専門科目)の授業において、愛知医科大学内科学講座(糖尿病内科)准教授の姫野龍仁先生をゲストスピーカーとしてお招きし、「糖尿病ってどんな病気?」をテーマにご講演いただきました。
糖尿病は、膵臓から分泌される「インスリン」の量や作用が低下して、血中のブドウ糖(グルコース)の濃度が慢性的に高くなる病気です。今回、姫野先生より糖尿病の診断、合併症、治療に関して論文データとともに分かりやすくご説明いただきました。
学生たちは、姫野先生の実体験に基づく講話に触れ、糖尿病患者さんの実態を身近に感じられたことでしょう。近い将来、管理栄養士としてチーム医療を実践する上でも意義深い講演となりました。

※「生化学」は、生命活動を物質の化学変化として理解することを目的とした学問で、管理栄養士養成課程における「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」分野に関連します。 生化学で学ぶ生体構成成分としての糖質、脂質、タンパク質、核酸、ビタミン、酵素、ホルモンに関する基礎知識は、食と健康を支える栄養士や管理栄養士にとって重要です。