食環境栄養学科は、大学卒業までに管理栄養士という食のプロフェッショナルとしての能力を修得する学科です。2月10日に、調理学の清水彩子先生と給食経営管理論の丸山智美先生が、金城学院大学で管理栄養士になることを希望する人たちを対象に、高校での学びと大学での学びをつなげる高大接続授業「美味しさの科学」を開講しました。

食環境栄養学科3年生が授業補助としてこの授業に参加。授業期間と試験週間が終わったこの時期の3年生は、卒業研究に強い気持ちで取り組む毎日です。「私たちも、大学入学前には高校での学びや受験のための勉強のほかに、自分がなにを準備しておくか・学んでおくと良いかを知りたかったです。大学に入る前の気持ちになって、この授業に参加した人たちが大学生活への不安を解消できるように役立ちたいです」と、金城生ならではの優しい気持ちで受講生に寄り添っていました。

4年生は3月3日に第38回管理栄養士国家試験を受験します。受講生たちは、学内で4年生が学ぶ姿も3年生の引率で見学し、学習専用に複数の教室があることや学習資料が多く準備されている説明を受けていました。3年生は4月になると最終学年。今回の高大接続授業で高校生に教えることで、教育スローガンである強く、優しく。を体現する金城生として成長した自分を実感できたことでしょう。後輩を育てることも、管理栄養士にとって大事な仕事。金城学院大学では、自分の体験や成長を後輩に伝える力をもった管理栄養士を養成しています。

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3年生の指導により給食経営管理実習室で、クッキーの焼成の準備をする様子

簡易的にディスポーザルの帽子、オーバーヘッドマスク、作業着をつけて作業する受講生