2024年1月28日(日)に本学学生が「生活経済リテラシー向上委員会」と題した社会人向けFP講座を、パルティせとにて実施しました。

古寺浩教授引率のもと、参加学生は、生活環境学部生活マネジメント学科の学生でハッピーウーマンサークルに所属するメンバー5名(3年生:伊藤瑞歩さん、桑野真衣さん、杉谷奈佑さん、2年生:鈴木遥さん、1年生:鈴木まな美)でした。この取り組みは、大学コンソーシアムせとの「大学生によるまちづくり活動応援助成金」をいただいて企画し、実施しました。

事前に行ったニーズ調査(※)に基づいて「①年金とはどのようなものなのか知ろう!(初心者編)」「②はじまてみようふるさと納税 ~一緒にふるさと納税について考えてみませんか?~」「③資産を増やす方法について知ろう!」という3つの講座を開講しました。講座の教材としては、3ヶ月ほどかけて入念に作成したテキスト、講義でそれをわかりやすく説明するためのスライドを用いました。

事前にリハーサルを3回実施し、講座実施日の直前まで、相互に意見を出し合いながらスライドの資料の差し替え、説明原稿の修正・加筆を繰り返しました。

この取り組みに関わった学生のみなさんは、生活マネジメント学科での「生活経済学」「ファイナンシャルプランニング」といった授業での学びに加えて、独自に調査した内容をたっぷりと盛り込んだテキストを作成して講座に臨みました。学科での学びを高め、深め、社会に発信することができてとても良い実践となりました。なお、事前リハーサル、講座本番については録画をしており、今後、対象や期間を限定してオンライン講座として公開する予定です。

(※)ニーズ調査に関しては、人を対象とする研究に関する倫理審査の必要が無い旨を確認済み