韓国の韓南大学校と本学は、学術交流協定を締結し、1995年度より交換教員プログラム、1997年度より交換留学を実施しています。交換教員プログラムとは、毎年交互に教員を派遣し、両大学の友好親善を深めるものです。

今年度は韓南大学校貿易物流学科のEun Woong教授を交換教員としてお迎えし、11月8日に特別講義を開催しました。昨年度の交換教員である、国際情報学部の太田正登教授が受入れ担当教員となり、約50名の学生教職員が出席しました。

特別講義では『Importance of Trade and Its Issues - Post COVID-19 & Micro Small Medium Enterprise -』と題し、貿易の歴史、日本と韓国の貿易・経済問題、パンデミックの歴史と教訓など、幅広い視点から国際貿易の重要性と課題について、Eun Woong教授による講義が行われました。貿易トリビアクイズやK-POPなど韓流コンテンツ輸出による経済効果など、身近な話題にも触れられ、国際貿易についてより理解が深まる講義となりました。講義は全て英語で行われ、本学大学院文学研究科で通訳翻訳を学ぶ若山恵梨子さん、後藤綾花さんが水野真木子教授の指導の下、資料翻訳と逐次通訳を担当しました。

Eun Woong教授は、本学教職員との交流行事や学生・留学生との高山バスツアーにも参加され、貴重な時間を共有しました。

今後も、長きにわたる両大学との交流が活発に行われ、国際的な学びの場が広がっていくことを期待いたします。

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