2023年10月28日(土)、小田奈緒美准教授・古寺浩教授が束ねる生活マネジメント学科社会貢献プロジェクトチームメンバー12名(3年生:遠藤悠さん、大竹梨沙さん、加藤優美奈さん、鳥居柚香さん、林玲奈さん、三奈木理桜さん、宮島なな子さん、三輪知香さん、吉村ほのみさん、2年生:秋重美友さん、中山真珠さん、三浦彩さん)が、古寺浩教授の引率で名古屋市千種区にあるCCSコーヒー株式会社の本社・工場を訪れて「コーヒーインストラクター3級検定」講座に参加しました。この検定は、全日本コーヒー商工組合連合会が2003年秋にコーヒーの正しい知識の普及と技術の向上を目的として立ち上げた資格認定制度によるもので、3級は最上級:1級に向けた入門編であり、3級学科講習会を受講し修了したものを「コーヒーインストラクター3級」として認定しています。

12名の学生たちはまず会議室でこの3級学科講習会を受講しました。コーヒーの歴史、産地や豆の種類、コーヒーの味の要素、焙煎方法や抽出方法、美味しいコーヒーの要素やフェアートレード、SDGsまでコーヒーに関連した様々な幅広い内容の講義を約90分受けました。講義の次は、生豆の入荷から製品になるまでの製造工程の説明を受けながら、30分程度工場内を見学しました。工場見学後は講義用の会議室に戻り、2つのカップのコーヒーの味比べ「カッピング」を体験しました。そして最後に、J.C.Q.A認定コーヒーインストラクター3級の認定証をいただきました。

コーヒーを普段からよく飲む学生もそうでない学生も、これまであまり知らなかったコーヒーについての知識を得ることができました。また、消費に関する授業で学んだフェアートレードやSDGsという言葉を耳にして、コーヒーに対する興味や関心が高まった有意義な一日となりました。