株式会社名給は金城学院大学で育成している管理栄養士の卵たちと、展示会での展示コーナー等で日ごろから協同しています。8月に給食経営で用いるキッズ分野の商品を展示している「キッズステーション」を設置しました。食環境栄養学科3年生の伊藤朱里さんと徳増和花さんが訪問し、メニュー開発部の管理栄養士たちと使用食材の特徴、学校給食や産業給食の実態や衛生管理等の意見交換を行いました。

管理栄養士4名から商品案内やメニュー開発例を説明いただき、給食施設ごとに開発するポイントや注意点が異なることなどを実地で聞くことができました。大学内での学びでは目にする機会が少ないような商品を実際に手に取ってみることで、卒業後の管理栄養士としての業務のヒントを得ることができました。

今回の訪問では、管理栄養士業務の一つである給食経営管理の視点からの食材の決定と発注について、販売する立場の管理栄養士と直接対話できたことで、食品・栄養の活用だけでなく安全性の担保や流通について実地で理解を深めることができました。

金城学院大学では、管理栄養士の多様な職務を知る機会を設け、自分自身のこととして管理栄養士のキャリアを考える教育を行っています。