2023年3月23日(木)午後、犬山城下町商店街において、国際情報学部 庫元ゼミの学生が串ゴミキャンペーンのポスターパネルと串グルメリーフレットに添付した串ゴミ防止チラシを配布しました。

この活動は、庫元ゼミが犬山市観光協会と連携し「犬山串グルメ春夏の陣」キャンペーンに合わせて実施されたものです。犬山観光で人気の串グルメの食べた後の串がゴミ箱等に捨てられずに、道路や民家に捨てられているとことを防止するものです。町のにぎわいも大事にしつつ、住民の暮らしも守ろうという試みです。こうした観光地でのゴミ問題は全国的にも広がっており、庫元ゼミでは、国内外の先行事例を調査した上で犬山市観光協会に企画を提案し、実施に至ったものです。

キャンペーン用のTシャツ

配布したリーフレットとチラシ

実施に当たっては啓蒙ポスター、店頭用POP、チラシが採用されました。ポスターは4月以降市内に掲載予定ですが、商店街では店先に串ゴミ防止を呼び掛けるPOPが置かれていました。

ポスター(4月以降犬山市内にて掲示予定)

串物のリーフレット 表紙と裏表紙

キャンペーン参加店に置かれたPOPの例

 

このイベント実施に当たって、ご協力をいただいた犬山市経済環境部観光課の日比野様(2023年3月時点)から「学生の皆さんに主体的に当市観光のためご尽力いただき大変うれしく思います。ぜひまた、お客様としてのご来訪をお待ちしています。」とコメントをいただきました。

キャンペーンに参加した国際情報学部4年 渡邉舞さんは「今回、イベントに参加させていただき、庫元ゼミとして犬山市に貢献できる最後の活動を終えました。制作したチラシを配布しながらお客様にお声かけをしている中で、雨の中にも関わらず快くチラシを受け取ってくださるお客様や、制作したPOPを店頭に設置してくださっている店舗が多数あり、犬山のあたたかさに触れながら楽しく活動することができました。現在「串グルメ」で盛り上がりのある犬山で、観光客のみなさんに、少しでもゴミ問題に対して意識をもっていただける、このような活動に携わることができて本当に良かったです。」と話してくれました。

同じく国際情報学部4年 権田遥香さんも「これまでの活動の中で、犬山に関わる機会はたくさんありましたが、今回のイベントで『魅力的な犬山をさらに輝かせたい!』という気持ちがより強くなりました。着物でおしゃれしたり、お店を見て回りながら楽しむ女の子たち、カップル、家族など…コロナ禍を乗り越えた多くの観光客が、手に美味しそうな串物を持っている様子が見られ、私たちもつい串物を食べて楽しんでしまうほどでした。その後の串ゴミ処理に困る観光客の方々だけでなく、犬山を守ってきた住民の方々の暮らしも守りたい。難しいことかも知れなくとも、今回のイベントのように、私たちゼミ生だからできることを、これからも考えていきたいです。」と話してくれました。

 

このプロジェクトを指導した庫元講師からは「ゼミと犬山の観光振興をテーマにした産学連携は2016年度から始まり、これまで歴代のゼミで継続して進めてきました。庫元ゼミとしてこの串ゴミキャンペーンを4年ゼミ生が最後までやり切ってくれたことをとても嬉しく思います。これから犬山のプロジェクトは、後継の都築教授ゼミが引継ぎ発展してくれると思います。私も犬山の発展を引き続き見守りたいと思います。」とコメントをいただきました。

「犬山串グルメ春夏の陣」キャンペーンは3月1日(金)~5月31日(金)まで、行われます。ゴミのマナーを守りつつ、犬山の串物をお楽しみください。

参加店、販売時間など、詳しくはパンフレット、犬山市観光協会ホームページをご参照ください。