人間科学部 現代子ども教育学科 磯部澄葉ゼミでは、2022年12月27日(火)愛知県芸術劇場 小ホールにてファミリーコンサート『ルピナス姫と魔法の花』を開催しました。
昨年の公演に続いて、親子連れなど多くの方が足を運んでくださり、温かく見守られながら無事公演を終了することができました。

全員参加の『ステッキの飾り付け・しりとり・ダンス』では元気な子ども達の声がステージにも届き、劇に楽しく参加してくれている様子が伝わって大変嬉しく思いました。学生たちの情熱あふれる演技と客席が一体となって、音楽劇をより一層盛り上げてくれました。

今後も皆様に楽しんでいただけるような公演を創作し、開催できたらと思っております。

◆『ルピナス姫と魔法の花』オリジナル・ストーリー◆
昔々あるお花の国にお城があり、そのお城にはアマリリスというゴッドマザーが魔法をかけたお花が咲いていました。そのお花は、『最初に手にした人の願いが何でも叶う伝説のお花』なのです。
何も知らないお城のお姫様、ルピナス姫はわがままで自分勝手。そんなお姫様が伝説の花を見つけ、自分の好き勝手に魔法を使おうとすると、ゴットマザーが現れました。ゴットマザーは魔法の花を持つのに相応しくないとルピナス姫から魔法の力を奪い、「心をキレイにする」課題を与えます。魔法が使えなくなったルピナス姫は、街の人々や生き物に出会う中で自分のさまざまな心の気持ちに気がつき、謝る勇気や感謝を伝える大切さを知って成長していきます。心がキレイになったルピナス姫に魔法の力が戻り、ルピナス姫は困っている人に魔法を使って助けるようになります。
そんな中で、ルピナス姫はあることに気がつきます。「ずっとこのお花を持っていたいけれど、この魔法の花を本当に必要としている人が他にたくさんいる。その人たちがこのお花を手にするべきだ」。ルピナス姫は魔法の花をゴットマザーに返し、それと引き換えに心の強さと優しさ、そして自信を手に入れたのでした。
「この魔法の花は今もどこかで咲き続けています。次に見つけるのは、あなたかもしれません。あなたなら何を願う?」(おしまい)

◆キャスト・演奏(3・4年生)◆
お姫様(ルピナス):越山華音さん(4年生)
町娘(アルメリア):田中泉美さん(4年生)
貧しい町娘(アザミ):芳井光さん(4年生)
アザミの友人(ユリ):天満優里さん(4年生)
アザミの友人(アンズ):神谷麻友さん(4年生)
ゴッドマザー(アマリリス):森嶋華さん(4年生)
ピエロ(クルーリー):勝又さくらさん(3年生)
執事(グロッサ):鈴木美波さん(4年生)
生き物の精(スミレ):中村有紗さん(4年生)
花の精(ツバキ)・アザミの母:太田陽菜さん(4年生) 
<演奏>神谷麻友さん(4年生:キーボード)、越山華音さん(4年生:ピアノ)、鈴木美波さん(4年生:ピアノ)、天満優里さん(4年生:ピアノ・ツリーチャイム)、森嶋華さん(4年生:ピアノ)、芳井光さん(4年生:ピアノ・ドラム)、加藤望美さん(3年生:ピアノ)、鈴木愛美さん(3年生:ハープ)
<アナウンス>天満優里さん(4年生)
<ナレ―ション>神谷麻友さん(4年生)

◆スタッフ(3・4年生)◆
構成・演出:磯部ゼミ一同
舞台監督・スクリーン制作・音源担当:越山華音さん(4年生)
台本制作:芳井光さん(4年生)
照明係・ダンス振付:中村有紗さん(4年生)
チラシ担当:天満優里さん(4年生)
プログラム担当:鈴木美波さん(4年生)
道具制作:森嶋華さん(4年生)
ヘアメイク:水野芹菜さん(4年生)
会場指示:神谷麻友さん(4年生)
宣伝PR:太田陽菜さん(4年生)、天満優里さん(4年生)
会計:田中泉美さん(4年生)
企画監修・指導:磯部澄葉准教授

<運営協力>
舞台監督補佐:中村有沙さん(3年生)
照明係:神谷里奈さん(3年生)、勝又さくらさん(3年生)
音響係:松本聡美さん(3年生)、渡邉璃央さん(3年生)
スクリーン映像係:小栗七海さん(3年生)、内藤花佳さん(3年生)
舞台袖係:加藤望美さん(3年生)、増田結香さん(3年生)、三枝ほの香さん(3年生)
受付・会場係:杉浦真菜さん(3年生)、鈴木愛美さん(3年生)

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