日本語日本文化学科と外国語コミュニケーション学科には、日本語教育プログラムがあります。

今回、その一環として、本学で学んでいる交換留学生の協力のもと、日本語教育実習を行いました。2日間にわたる実習では、主体的に教案作成、スライド・カードの製作、実際の授業の実施をしました。授業を受けた交換留学生からは、「分かりやすくて、面白かった」という評価をもらうことができました。

日本語教育実習では、各グループで授業を組み立てます。教員は、そのアシストをする役割を担います。
学生はこれまで学んだこと、たとえば、「インプットやアウトプットの量」「適切なフィードバック」「教師の役割」「自律的な学習の促進」など、さまざまなことを考慮し、授業を組み立てました。

今回の日本語教育実習では、文法だけでなく、読解やロールプレイなどさまざまな要素を取り入れています。日本語の運用能力を高めるために多くの知見を取り入れていく必要があります。

金城学院大学には、日本語教育や英語教育の専門家がたくさん所属しており、学会に参加したり、学術誌を読んだりして、新しい知見を得ている教員が多くいます。日本語教育について学ぶことは、独学や養成機関でもできますが、最新の知見を基にした日本語教育のあり方を学べるのは、大学ならではだと思います。

日本語教師は、今後ますます必要になってくる仕事だといえます。金城学院大学で日本語教師を目指してみませんか。