2022年12月27日(火)に開催された「第30回知的財産判例セミナー」において、生活マネジメント学科の3年生及び2年生が、山口大学国際総合科学部の4年生及び3年生とともに発表を行いました。

同セミナーは、株式会社サーティファイ後援のもと、山口大学国際総合科学部・知的財産センター及び本学生活環境学部生活マネジメント学科の共催により開催されました。

山口大学において定期的に開催されている知的財産判例セミナーは、通常、知的財産法研究者や弁護士・弁理士等の実務家が登壇するところ、今回は法学部でない大学学部生による判例発表会を特別企画として実施することとなりました。

山口大学国際総合科学部3、4年生11名と、金城学院大学2、3年生5人で3つのチームをつくり、それぞれ20分で判例を解説し、関連裁判例を参照しつつ若干の検討を行いました。山口大学知的財産センターの教職員からなる審査員の厳正な審査により、「ゼンリン住宅地図事件判決」(東京地判令和4年5月27日(令和元年(ワ)第26366号))を扱ったチームが最優秀賞を獲得しました。

関係者を含め120名近くの方にオーディエンスの申込をしていただき、大学の枠を超えた交流の機会となる有意義なものとなりました。

《発表担当学生の感想》 

「ゼンリン住宅地図事件判決」チーム

「全体構成をチームで考えることや聞き手を意識した説明をすることに苦労しましたが、その分大きな達成感を得ました。また、金城学院大学の学生さんとの合同チームであったため普段と異なる視点を学ぶことができました。」(山口大学国際総合科学部4年 中川巴那さん)
「物理的な距離がある中で何度もオンラインで打ち合わせやリハーサルを行い、その度に改良を重ねて、本番で一番良いものを山口大学の方々と一緒に作って発表できたことは、私の中で大きな財産となりました。判例という慣れないものを扱う中で、難しい文章表現に心が折れそうになりましたが、参加してよかったと思っています。今回の判例研究発表に携わった方々、山口大学の方々、ありがとうございました。」(本学生活環境学部生活マネジメント学科3年 高田萌々さん)

「コンタクトレンズチラシ事件判決」チーム
「私は卒業研究で知的財産を扱っています。判例発表は一人で、本学部の学生の前でしかやったことがありませんでした。セミナーでのコメンテーターはしたことはありましたが、自分がまさか発表する側になるとは思っていませんでした。今回は他大学他学年の学生と共に活動をするという新たな試みをしました。共に理解度を深めていくことは簡単ではありませんでしたが、発表が無事に終わって良かったです。」(山口大学国際総合科学部4年 玉井千鈴さん)
「今回、このセミナーに参加させていただいて、今まで授業以外で触れることのなかった著作権法に対する理解が深まりました。また、山大の方々と交流を通して視野が広がり、とても良い経験になりました。」(本学生活環境学部生活マネジメント学科3年 鈴木明梨さん)
「ミヤネ屋事件判決」チーム
「私達はその判例・条文を初めて見る方を考慮して発表構成を整える事に発表直前まで悩み続け、試行錯誤を重ねました。その苦労の甲斐あり、無事に発表をやり遂げられた事に大きな達成感をチーム一同感じています。貴重な機会を頂きありがとうございました。」(山口大学国際総合科学部4年 和田啓佑さん)
「今までここまで深く判例に触れたことがなかったため、初めは不安でしたが先輩方のサポートもあり自分で理解しながら学ぶことができ最後までやり遂げることができました。発表後に先生や審査員の方からもお褒めの言葉をいただきとても嬉しかったです。」(本学生活環境学部生活マネジメント学科2年 鳥居柚香さん)

審査の様子