金城学院史料館では、「博物館実習(1)」(文学部日本語日本文化学科開講科目・学芸員資格課程)の一環として、学芸員資格取得を目指す履修生たちによる企画展を開催しています。出陳される作品は、金城学院大学図書館所蔵の貴重書を含む蔵書です。

12月19日から、「文学を彩る女性たち —色鮮やかな口絵の世界—」と題した新しい企画展が始まりました。今回の企画グループのメンバーは、文学部日本語日本文化学科の近現代文化コースと日本語学・日本語教育コース所属です。口絵に着目して、近代の家庭小説などの中に描かれた女性像を紹介するコンセプトで、日頃の学科での学びが活かされた内容です。チームリーダーの宇佐美陽子さん(日本語日本文化学科3年)は「グループで仕事を分担して進めていく難しさはあったけれど、メンバーに相談すると、思った以上にアイディアを出してもらえて、チームで話し合いながら企画を実現することができました」と話してくれました。色鮮やかな口絵や、お洒落な装丁の書籍など、知られざる大学図書館の蔵書が垣間見られる展示になっていますので、是非御覧下さい。本展示は2023年1月24日まで開催しています。

大竹真由音さん(日本語日本文化学科3年)がデザインしたポスターはこちら