名古屋市立苗代小学校では、2022年度に命や食の大切さを知り、田植えから収穫、調理までを行う教育として、「苗代のお米をつくろうプロジェクト」(全7回)を行っています。
このうち米を使った献立を考えたり、調理実習により食への学びを深める食育授業が2回あり、金城学院大学 非常勤講師の水野洋子先生がゲストティーチャーとして授業を担当します。
食育授業が9月12日に行われ、栄養教諭を目指す本学4年生の笠原里菜さん、木村由梨亜さん、佐野日向子さんが参加しました。
この授業では苗代小学校の4、5、6年生の児童が「 お米をおいしく食べる ― 昔の人の食べ方を考えよう 」の内容で、昔の人の食べ方を考え、籾や玄米を観察したあと、米の吸水実験を行いました。

左近妙子校長先生は「授業により、今後の米プロジェクトのさらなる広がり、深まりが見られることと思います」とこの授業によるプロジェクトの教育効果の向上に期待されています。
プロジェクトのこの後の計画では、収穫したコメを使って調理実習が予定されています。

金城学院大学では、栄養教諭に関連する科目の授業以外に体験する活動を通じて、教育力の高い栄養教諭を育成しています。