2022年3月11日(金)に「エフエムいちのみや」の特別番組で、国際情報学部 国際情報学科 磯野正典ゼミ3・4年生のゼミ活動による制作作品が放送されました。ゼミでは2020年から同局で「金城生とゆるっといちさんぽ」という情報番組を毎週日曜日に放送中です。また、毎年、3月11日には東日本大震災関連番組も制作し、放送は今回で3回目となります。

番組は、長坂梨央さん、西井莉子さん、三好理子さん、鈴木茉天さんによる今年度の卒業制作作品と、3年生の西山みづきさん、佐藤舞依さん、山本有紗さんによるゼミ制作作品で、それぞれ「結(つなぐ)~福島から未来へ~」「住民が臨む真の復興」の二本です。番組は震災意識を高める防災、心の復興に大きな役割を持つ音楽、福島のイメージを向上させる魅力、の3部構成です。

ゼミ生たちは、この番組を通して、東日本大震災と福島の記憶を未来へ繋ぐことに貢献できたらという想いで制作し、コロナ禍の中、間隙を縫って現地取材をしたり、遠隔取材をしたりして番組を制作しました。

磯野正典教授は、「長い人では1年生から被災地問題に取り組んでいたこともあり、現地の人々の多くの声を聞き、現状を観察して構成された番組になった。外形的な復興ではなく、地元の人たちが求める復興をテーマにすることの重要性が随所に盛り込まれた作品である。」と評価しました。また、「3年生と4年生が共に力を合わせて制作するなど、番組づくりに対するゼミ生の継承発展がなされている」と語りました。

尚、「エフエムいちのみや」での番組制作は2022年度も継続すると共に来年の3月11日には同様の番組制作を行う計画です。この活動について、2022年3月11日(金)の中日新聞に掲載されました。

中日新聞 2022年3月11日 ※記事は新聞社の許諾を得て掲載しています。