文学部 外国語コミュニケーション学科の橘広司准教授ゼミ(専門演習)にて、「多言語版・瀬戸まち紹介ポスター」を作成し、市内諸施設に展示するプロジェクトを実施しました。現在、「ことばの力」を重んじたグローバルシティズンシップの育成を理念とする瀬戸SOLAN小学校の図書館に、学生たちの作品が展示されています。

このポスターは、海外にルーツをもつ人々の言語文化問題を理解すること、多言語共生社会への市民の意識を高めることを目的とした「瀬戸・多言語共生プロジェクト」のなかで作成したものです。主な使用言語は、英語、日本語、ポルトガル語。ブラジル人学校エスコーラ・パウロ・フレイレ瀬戸との交流会のなかで、先生方や子どもたちにポルトガル語のサポートを受けながら完成させました。学生たちの事後アンケートからは、普段何気なく使っている日本語への新たな気づき、「やさしい日本語」を工夫して使うことの難しさ、ポルトガル語への関心などがうかがえました。

瀬戸SOLAN小学校では、瀬戸の伝統社会について調査する授業があり、そこでもポスターを活用していただけるとのことです。