豊田合成株式会社は、かねてより材料調達から廃棄までの一連の生産活動における環境負荷の低減、廃棄物のさらなる低減に向けてSDGsの活動に取り組んでおり、これまでリサイクルの難しかったエアバッグの生地などを加工し、オリジナルブランド「Re-S(リーズ)」として商品化しています。 今回はこの「Re-S」の取り組みをさらに広げていくため、広告やマーケティングを専攻する国際情報学部 国際情報学科 庫元正博ゼミの学生及び名古屋のアパレルメーカー クラスプラス株式会社とコラボレーションし、新たな視点からの製品化を目指したものです。

庫元ゼミ学生は「命を守るはずだった素材が、私たちの暮らしを輝かせる製品になりました。」をコンセプトに、女性視点から暮らしを輝かせるおしゃれで使って楽しい製品企画に取り組み、ライフスタイルブランド「AB’s エイビーズ」として4カテゴリー10商品を立ち上げました。

1つ目は「マミーズアイ」で子ども用品やママ用品、2つ目は「ガールズアイ」で女子大生のイマドキグッツ、3つ目は「おしゃピク」でサスティナブルなおしゃピク用品、4つ目は「ガチャガチャ」楽しいエアバック素材キーホルダをガチャガチャで展開しました。

豊田合成『Re-S』POP UP STORE(期間限定SHOP)で販売します。

シュシュ

化粧ポーチ

スタイ(ベビーグッズ)

ガチャガチャ

レジャーシート、ランチョンマット、カトラリーケース

豊田合成株式会社 経営企画部 戦略企画室 主監 兼 SDGs関連商品G グループリーダー 山田浩二さまは「プロジェクトメンバーの想いを込めた商品の販売を開始することができ、まずはほっとしています。ぜひ多くの方に手に取っていただければと思っています。」と話してくれました。

今回のプロジェクトの商品企画リーダーの国際情報学部3年小川桃佳さんは「私たちのコンセプト、アイデアを元に企業様からたくさんの指導やアドバイスをいただき、商品ひとつひとつにこだわってきました。実際に完成した商品を見ると、私たちの夢のような企画が本当に商品化されていて、とても不思議な気持ちになりました。製作して終わりではなく、ここからがAB’s(エービーズ)のスタートなので私たちも店頭に立ち認知拡大に繋がるようにしっかり最後まで全力で尽くしていきたいと思っています。AB’s(エービーズ)の商品が購入していただいた方々の暮らしをより一層輝かせるものとなることを願っています。お時間のある方やセントラルパークに行かれた際は気軽に立ち寄っていただけると嬉しいです。」と語っています。

<販売商品・日時・場所>
アイテム シュシュ、化粧ポーチ、レジャーシート、ランチョンマット、カトラリーケース、おむつシート、スタイ、母子手帳ケース、上履き入れ、ガチャガチャ(キーホルダー)
日時 2022年2月2日(水)~16日(水)10:00~21:00(日曜日は20:00まで)
場所 セントラルパーク(名古屋市中区錦3丁目15-13) C-MARKET フロアマップ41番
※期間中は庫元ゼミ学生も待機しています。(2月4日を除く

セントラルパーク C-MARKET

プロジェクトに関わった(左から)クロスプラス株式会社、金城学院大学 庫元ゼミ、豊田合成株式会社、中日新聞メンバー

上記会場では、豊田合成株式会社が業務提携している芦森工業の製品であるシートベルトなどの端材を活用したバックや、名古屋テレビと共同制作したトートバックも限定販売しています。