多元心理学科の3つのポリシー(2027年度の入学生)

多元心理学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

多元心理学科では、学則第1条を踏まえ、所定の124単位と必修等の条件を充たしたうえで、以下に定める資質・能力を有すると認められた者に、学士(心理学)の学位を授与します。

  1. 人間に対する畏敬の念と高い倫理観を持ち、他者をいたわり思いやる人間性を有している。
  2. こころとからだに関する知識と情報分析技術を有している。
  3. 人間の精神活動や社会的行動を理解することができる。
  4. 専門的な心理学の知識と技能を自律的に修得し、問題解決に向けて取り組むことができる。
  5. 現代社会の多様性を理解し、様々な立場の人と共感的で良好なコミュニケーションをとることができる。
  6. 生涯にわたって学び続ける姿勢を有し、科学的探究心を持ち、こころに関する知識と技能を生かして社会に貢献することができる。

多元心理学科の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

多元心理学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を獲得できるように、共通教育科目、専門教育科目、及びその他必要とする科目を基礎から発展への段階をふまえて体系的に配置し、講義科目、演習科目、実験・実習科目を適切に組み合わせたカリキュラムを編成します。教育課程表の他に、カリキュラムの体系性を示すカリキュラム・マップ及びカリキュラム・ツリー、科目間の関連や科目内容のレベルを表す科目分類番号制を採用し、カリキュラムの全体像を分かりやすく提示します。
教育内容、教育方法、評価について次のように定めます。

  1. 教育内容
    1. 多元心理学科の教育課程に【共通教育科目】【専門教育科目】を配置し、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を獲得できるようにします。
    2. 共通教育科目では、学生が福音主義のキリスト教に基づき、豊かな人間性を支える知識・技能、汎用的技能、態度・志向性の基礎を身につけられるようにします。共通教育科目には、建学の精神に基づく【金城アイデンティティ】を含む【基礎教育科目】と、自身の生き方を考える【キャリア教育科目】の科目区分のもと、カリキュラムを適切に編成します。
    3. 専門教育科目では、心理学の体系性に基づき、【学科横断】【学科基礎】【専門科目】【演習科目】【資格関連科目】の科目区分のもと、カリキュラムを適切に編成します。
    4. 初年次教育では、入学者が高校から大学の学びに円滑に移行すること、大学教育が求める学問的・社会的要件を段階的に満たすことができるようにすることに重点を置きます。
      共通教育科目における初年次教育では、本学科の枠を超えて学問や大学教育全般に対する動機づけを図ります。専門教育科目における初年次教育では、心とは何かを理解し、心と行動の関係を考えるため、論理的思考能力の向上を図ります。
    5. 学生が専門教育科目を中心とする教育内容を総合化し活用できるように、卒業年次に卒業論文等を実施します。
  2. 教育方法
    1. 講義科目においては、豊かな人間性を身につけ、心理学の潮流と心の科学への取り組みの基礎的理解を目的とし、学生が自ら関心をもって能動的に学ぶことができる教育方法を実施します。
    2. 演習科目においては、豊かな人間性を身につけ、心を研究する学問知とフィールド知の双方向性を理解することを目的とし、学生が自ら問題意識をもって主体的・対話的に深く学ぶことができる教育方法を実施します。
    3. 実験・実習科目においては、研究手法の技術修得を目的とし、知識や技能を身につけ、思考力を養うプログラムを編成して実施します。
    4. 授業時間外学修をすべての授業科目に課し、学生の学修成果を高めるようなフィードバックに努めます。
    5. アドバイザー制度により、学生情報を活用しながらアドバイザー教員が学生一人ひとりと面談し、学修を支援するとともに、充実した学生生活のために必要な助言を行います。
  3. 評価
    1. 学修成果の評価については、公平性と透明性を確保するために、到達目標と評価方法をシラバスに定め、筆記試験・実技試験・レポート・実習評価・授業貢献度等から多面的・総合的に評価を行います。

多元心理学科の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

多元学科では、本学の建学の精神を踏まえた教育目的を尊重し、人間の精神活動や社会的行動に高い関心をもち、心理学に関する広い知識と専門的な技能を通して、多様化する現代社会に貢献できる人材を養成します。そのため入学者に対してはカリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるために必要な次の学力の3つの要素を備えていることを期待します。また、適正に学生を選抜して受け入れるように、多様な入試選抜方法を実施します。

  1. 知識・技能
    1. 高等学校等における学修を通じて、全般的な基礎学力や学習習慣を身につけており、人間の意識や行動の探求に関心をもち、心理学に関する学修に意欲的に取り組むことのできる学生を求めます。
  2. 思考力・判断力・表現力
    1. 人間や社会など、身の回りの事象に関して好奇心をもち、多角的で総合的な視点から論理的に考え、現代社会の課題に主体的に取り組む意欲をもつ学生を求めます。
  3. 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
    1. 専門的に学んだことを生かし、自らを律し、他者と協力しながら、社会に貢献する意思を持つ学生を求めます。