言語センター

当施設について

今日のグローバル社会において、今や世界の基軸言語として確固とした地位をしめる英語は、インターネットの発展とあいまって、その重要性を急激に増大させています。その一方で、中国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語はそれぞれ程度の差こそあれ、国際語としてなお重要な役割を担っています。また、韓国・朝鮮語は最も近い隣人の言語として、私たちにとってとりわけ大切な意味を持っています。

こうした言語を学ぶことによって、学生たちは異文化に生きる人々とのコミュニケーションの手段を獲得するだけでなく、自分の属する文化を相対化する視点を獲得し、グローバル社会に生きるのに必要な心の姿勢を身につけることができます。外国語教育は今後さらに重要度を増すと思われます。

言語センターは、このような観点から、金城学院大学における外国語教育のいっそうの充実と内容の最適化のために2001年4月に発足しました。

言語センターの役割

言語センターは、全学の共通教育の外国語(英語、フランス語、ドイツ語、中国語、スペイン語、韓国・朝鮮語)に関する教育のプログラムの作成、運営に関わっています。また、全学のCALL教室3室・CALL 演習室1室と自習室1室の管理、整備にあたっています。また、種々の外国語に触れるイベントも実施しています。

さらに、全学の学生の英語学習の成果を問うために、検定試験TOEIC Listening & Reading の団体特別受験制度(TOEIC L&R IPテスト)を年に5回学内で実施しています。この試験は、本学学生のほかに、金城学院中学・高等学校の生徒も受験することができます。また、2017年度入学生より、現代社会のグローバルビジネスの場において活躍する、英語に強い人材を養成することを目的とした『副専攻(実践ビジネス英語)プログラム』を設置しました。このプログラムの修了時TOEIC L&R IPテスト目標スコアは730点です。言語センターでは、副専攻プログラム参加者のみが受講する必須科目「実践ビジネス英語A 〜 E」、および「海外ビジネス研修」の授業を運営しています。

言語センターの施設・設備

言語センターが統括する施設・設備は以下のとおりです。

CALL教室・CALL演習室

N1棟CALL教室(204 〜 206)・CALL演習室(201)

言語センター自習室(N1-207)

語学の自習をすることができます。コンピュータを使って、英語e-learning ソフト「ALC NetAcademy NEXT」を利用することができます。また、本学大学院生がTA(ティーチング・アシスタント)として待機していますので、英語の学習について、いろいろ質問できます。
さらに、語学学習のための電子書籍が揃っています。TAの在室時間については、言語センター関連施設に掲示してありますので確認をして、積極的に活用してください。

言語センター準備室(N1-203)

言語センター準備室には、常時、実務助手がいます。CALL 教室、自習室の設備についての質問、利用に関する問い合わせなどがあれば、気軽に訪ねてきてください。副専攻(実践ビジネス英語)の学習相談については、助教が在室の時に個別に対応しています。
またTOEIC L&R IPテストの運営はこちらで行っています。申込方法等、詳細は、K-PORT言語センターLink先の『TOEIC L&R IPテスト実施のお知らせ』をご覧ください。

言語センター事務

言語センター事務職員は本部棟3階にいます。

ALC NetAcademy NEXT について

自習室では、e-learning ソフト「ALC NetAcademy NEXT」による英語学習ができます。授業とは一味違う個別学習。自分の英語力にあった教材を使って、自分のペースでどんどん利用してください。また、学外からもアクセスできます。

利用方法

  • マルチメディアセンター発行の金城学院大学ユーザアカウントのユーザー名とパスワードでログインできます。
  • わからないことは言語センター準備室までお尋ねください。

コース案内

総合英語トレーニング(初級コース/上級コース)
リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの「4技能」に加え、語彙力と文法力を加えた「6つの力」を総合的に底上げするためのコースです。1つの英文素材でインプットからアウトプットまでステップを追って学習していくので、学習内容がしっかり身に付きます。
TOEIC L&R IPテスト突破コース(500点・600点・730点)
TOEIC L&R IPテストの対策としてポイントを絞った「狙い目」を学習することで、効率のよいスコアアップを目指します。ステップを踏んで学習していくことで、最終的には本番と同様の形式、難易度の問題に対応できる力が付くよう、設計されています。単なるテスト対策ではなく、英語力アップのためのトレーニングも豊富に収録しており、スコアに見合った英語力を獲得することが目標のコースです。
基礎からの英文法トレーニングコース
中学レベルから高校上級レベルまでの英文法を総復習できるコースです。英文法の「ルール」について動画や図を用いながら分かりやすく解説しています。また、例文の書き写しや様々なドリル、リピーティング等を通じて定着率を高め、実践力・応用力を身につけることができます。

利用できない期間

  • 期間の詳細はALC NetAcademy NEXT ログインページの掲示板に掲載します。

TOEIC L&R IPテスト受験申込方法

言語センターが実施しているTOEIC L&R IPテストの受験を希望する学生は、以下の要領で手続きをしてください。
問い合わせは言語センター準備室(N1-203)まで。

  1. 大学HPから、受験日・申込日を確認し、必要事項を登録し言語センターへWebで申し込む。詳しくはK-PORTの言語センターLink先をご覧ください。
  2. 試験実施後、授業料口座から受験料を引き落とします。

    受験料は、3,300円(TOEIC®公開テストの約半額)です。