バリューマネジメント株式会社

文学部 日本語日本文化学科
古典文化コース 2024年3月卒業
笠原 結夢さん

私達を構成する「文化」を紡ぎ、人生を豊かに。

「好き」を深められることが、学科の魅力です。趣味ではなく研究という視点で文学作品に向き合えたおかげで、深い理解を他者に伝えるための切り口を発見できました。また、古典文学作品には様々な解釈があることを学び、多角的視点が身につきました。新鮮だったのは、古典と現代の共通点を探すと見えてくるものもあるという視点を学んだこと。例えば美術館や博物館で展示品を見る際には、現代との違いに着目しがちです。しかし展示品の多くは当時の人々が日常的に使っていた調度品であるため、私達の周りにあるものとの共通点を見いだせるのです。つまり私達を取り巻くものや、自分自身を構成するものは全て「文化」と言えるのだと気付きました。就職先は、文化を紡ぐために歴史的建造物の利活用などを行う企業です。金城での学びをもとに、これからも好奇心と探究心を忘れずに学び続け、文化を伝える仕事に誇りを持って携わっていきたいと思います。