2003年01月01日 (水)

今日のお題:西暦→干支変換辞書『干支』 for ATOK

【能書】
 西暦から和暦干支への変換用のATOK辞書登録ファイルです。まぁ、なんですか今時誰れが干支を使って紀年するんだという話もありますが、そこはそれ世の中「供給が需要を生む」ということを言ったエライ経済学者もいますから取り敢えずupいたします。別に、わたしは近経を信奉してませんが…。なお、ATOK10以降で使用可能です。ヘッダを変えればそれ以前でも使えるかも知れません。

【凡例】
・593年(推古癸丑)?2010年(平成庚寅)までサポートしております。元号が変わった場合は、その都度変更を加えて下さい。あるいは元号が廃止された場合は、その部分を削除していただくか、記念に保存して下さい。
・元号が制定されていない年は天皇の名前を以てこれに代えました。
・南北朝時代は双方採用しました。
・弘文天皇を認めます。この件に関してのクレームはご遠慮下さい。
・私年号はカバーしておりません。御了承下さい。
・皇紀もカバーしません。
・細かいことは同梱のreadme.txtをご覧下さい。


【後書】
 この辞書は、フリーウェアです(あたりまへだ)。日本思想史や日本倫理思想史や日本史や日本学や或いは何となくダウンロードしてしまった方からのメールをお待ちしています。また、もしミスや要望がありましたら遠慮なくどうぞ。


【ああだこうだ】
 干支は十干十二支を組合せ、10*12/2=60通りの表記による紀年法です。一体いつから始まったかについては、諸説ありますが、殷の時代の甲骨文にもその記載がありますから紀元前一千年くらいにはあったのではないかと考えられます。これはこれでとんでもない話ではあります。驚きよりも、あきれかえってしまいます。中国文明恐るべし。とか、いっているくせにこの辞書は日本の元号用だったりします。むこうの元号はよく分かりません。どれが正統か認定するのが大変面倒です。特に三国時代は歴史学では魏が正統なわけですが、魏の元号を採用したら怒る人がたくさんいるんじゃないかなぁと思いますし。

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