活動内容

出版物

眞山光彌著『金城を支えた人々』(金城学院大学キリスト教文化研究所、1995年)

 金城学院の発展のためにその生涯を捧げた外国人宣教師と日本人宣教師と合わせて27人についての小伝集。長年にわたって個々の宣教師に関する土地を調査・収集した貴重な資料を小冊子としてまとめたもの。32年の長きにわたって金城学院にすべてを捧げた著者による力作。1995年に開所された本研究所の最初の印刷物として出版された。

『宗教・科学・いのち−新しい対話の道を求めて』(新教出版社、2006)

 宗教と科学の間の溝を考察する「第1部:宗教の見る現実・科学の見る現実」と、さまざまな差別を超克しての「いやし」を追求する「第2部:差別・差異の克服としての信仰」で構成されている。関連するテーマで行われた講演会およびシンポジウムを中心に、さらに学内外の専門研究者からの寄稿を得て取り纏められており、金城学院大学の教育理念に沿った生命(いのち)の尊厳という現代的課題に取り組んだ意欲的な労作。