2008年12月30日 (火)

今日のお題:日本美術院研究所(跡)への旅

日本画を描く妻の関心もあったので、北茨城にある日本美術院研究所跡に参りました。いや、本当に跡しかないのは知っているのですが、でも、いちおう聖地なので行っておくにしくはありますまい。

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ちょうど110年前の1898年に東京美術学校(今の芸大)を辞めた岡倉天心が作った日本美術院の研究所がこの五浦海岸の地に移ったのが1906年。関東の極北というか東北に位置するほんとギリギリの立地です。

たしかに、眺めは最高です。でも、海を描くしかないわね、こんなところに連れてこられたら。

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当時の交通機関は、出来たばかりの常磐線のみ(今でもそうか)。近代の文化人は、よく茨城に流れてくるけど、常磐線って偉大な存在だったんだなぁと思います。ホント、常磐線の研究をしてみたいわ。

このまま、日立の実家に帰省します。

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