HOME > 最新情報一覧 > 2014年度入学式を挙行しました。
INFORMATION

2014年度入学式を挙行しました。

 新入学生の皆さん、金城学院大学へのご入学おめでとうございます。また、ご父母の皆様や関係者の方々には心からお喜びを申し上げます。
 さて、大学に入学するということは人生における大きな節目の一つです。日本では昔から何か大きなことがなされるためには、三つの条件がそろわなければならないといわれています。一つは、本人の最大限の努力、二つ目は周囲の人々の協力、三つ目は神仏の加護です。ただし、最後の条件は、キリスト教主義の立場から言えば、主イエス・キリストの父なる神様の御旨といったほうがよいでしょう。
 新入生の皆さんは神様の御旨なしにはこの大学に入学することはできなかったのです。この御旨を大切にして、これからの大学生活を実りあるものにしていただきたいと思います。

 金城学院の建学の精神を要約すると、「福音主義キリスト教に基づく全人格的女子教育」ということになります。ここで福音主義キリスト教という言葉は、プロテスタントの信仰といいかえてもよいのですが、そのような宗教改革者の一人が、ルターと並んで有名なジャン・カルヴァンです。1889年に金城学院を創設したアニー・ランドルフ夫人はカルヴァン派の流れをくむ米国南長老教会から派遣された宣教師でありました。従いまして、金城学院にはカルヴァン派の伝統が生きています。
 カルヴァン派の大きな特徴は礼拝を大切にするということです。金城学院大学では、毎朝、エラ・ヒューストン記念礼拝堂で行われる礼拝はもとより、すべての式典や会議は礼拝の形式をとっています。今、皆さんが参加している入学式も礼拝なのだと気が付かれたでしょうか。新入生の皆さんにとって金城学院大学における最初の礼拝が入学式なのです。在学中の様々な局面で礼拝に出会うことでしょう。金城学院のスクールモットーは、「主を畏れることは知恵の初め(箴言1.7)」です。主を畏れるという事は、神を敬い人間としての分をわきまえ、へりくだることです。礼拝は、「主を畏れる」ことの具体的表現です。礼拝を通じて金城学院のスクールモットーを身につけていただきたいと思います。

 さて、先ほどエラ・ヒューストン記念礼拝堂にふれましたが、この礼拝堂はこの3月に竣工したばかりの新築の建物です。現在、金城学院は中・高・大学全体で、KMP21とよばれるキャンパスの大規模リニューアルを行なっています。大学キャンパスでは、4月からN2棟の使用が始まります。ここには講義室や演習室以外にもPC室、ピアノレッスン室、茶室なども備えられています。また、6月からは、N1棟が使用開始となります。ここには、食堂のリリーノース、音楽ホールのリリーハーモニー、またスタジオや学生の学習を支援するためのラーニングコモンズなどがあります。
 皆さんは新装なったキャンパスで学ぶ最初の新入生です。大変、運がいい。大いに学んでいただきたいと思います。近年は大学の都心回帰の動きがありますが、本学は都心の喧騒を離れた、ここ大森の地に理想の学園を作るという選択をいたしました。ですから、入学されましたら、1日のなるだけ長い時間キャンパスにいて、大学の様々な設備を活用していただきたいと思います。本学は優秀な教授陣、親切な事務スタッフを擁しています。この恵まれた環境で勉学し、高い専門知識、広い教養、そして的確な技能を身につけていただきたいと思います。これらは社会に出て行った時の大きな力になるはずです。
 先ほど朗読していただいた聖句のキーワードは、未来と希望でした。確かな未来を信じ、生き生きとした希望を持って、これからのキャンパス生活を歩んで行っていただきたいと思います。
 ご入学、本当におめでとうございます。