薬学科の3つのポリシー(2025年度の入学生)

薬学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

薬学科では、学則第1条を踏まえ、所定の187単位と必修等の条件を充たしたうえで、以下に定める資質・能力を有すると認められた者に、学士(薬学)の学位を授与します。

  1. 薬剤師として求められる高い倫理観をもち、患者・生活者の全人的な理解にもとづいてホスピタリティーマインドにあふれた行動をとり、医療・福祉・公衆衛生に貢献する。
  2. 様々な立場の人々と共感的で良好なコミュニケーションをとり、情報の共有や問題解決に向けて自律的に取り組む。
  3. 薬学的知識・技能および関連した先端科学技術・情報技術を修得するとともに、統合的に活用する。
  4. 患者・生活者の社会的、心理的背景に配慮し、予防薬学から薬物治療までの薬学的管理を実践する。
  5. 課題を薬学的視点から見出し解決できる科学的探究心もち、生涯にわたって学び続ける姿勢を有して社会に貢献する。

薬学科の教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)

薬学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を獲得できるように、「共通教育科目」と「専門教育科目」を順次性を考慮して体系的に配置し、講義、演習、実習、研究を適切に組み合わせたカリキュラムを編成します。カリキュラムの順序性・体系性を示すカリキュラム・マップ及びカリキュラム・ツリー、科目間の関連や科目内容のレベルを表現する科目分類番号制を採用し、カリキュラムの構造を分かりやすく示します。
教育内容および教育方法については次のように定めます。

  1. 教育内容
    1. 「共通教育科目」は、全人的な理解にもとづいたホスピタリティーマインドの修得や高い倫理性や豊かな人間性を養うため、福音主義キリスト教に基づく「金城アイデンティティ科目」、キャリア教育からなる「金城コア科目」、幅広い教養および多様な価値観を養う「金城展開科目」の3科目群を配置します。
    2. 初年次教育では、学生が大学での学問的・社会的な諸条件を成功させるために、高校から大学の学びに円滑に移行できるようにリメディアル教育科目を実施します。
      共通教育科目における初年次教育では、本学科の枠を超えて学問や大学教育全般に対する動機づけを図り、情報教育を実施します。
    3. 「専門教育科目」は、「基礎科目」、「基幹科目」、「展開科目」、「実習科目」、「演習科目」、「卒業研究」、「資格関連科目」に区分します。
    4. 「基礎科目」は、大学での学びに円滑に移行し、大学生としての必要な学修スキルを身につけるための科目と、薬剤師として求められる高い倫理観や全人的理解にもとづいたホスピタリーマインドを養うための科目を配置します。
    5. 「基幹科目」は、薬学的知識および関連した先端科学技術・情報技術を身につけるために、基礎薬学分野、衛生薬学分野、医療薬学分野の3つの分野の科目を配置します。
    6. 「展開科目」は、予防薬学から薬物治療までの薬学的管理を理解するために、基礎薬学分野、衛生薬学分野、医療薬学分野の3つの分野の科目を配置します。
    7. 「実習科目」は、薬学的知識・技能および関連した先端科学技術・情報技術の実践や薬物治療およびその薬学的管理の実践を修得するために、基礎薬学分野、衛生薬学分野、医療薬学分野の3つの分野の実習科目と、実務実習を配置します。
    8. 「演習科目」は、協働的に議論を深め良好なコミュニケーションを通じて自律的に問題点の抽出・解決を目指すために、薬学セミナー、薬学PBL、薬学TBL、薬学CBL、事前学習、薬学応用演習、といった継続的なアクティブ・ラーニング科目、および基礎薬学演習から薬学総合演習までの統合的演習科目を配置します。
    9. 「卒業研究」は、薬学的視点に立って科学的探究心を追求して学ぶために、基礎薬学分野、衛生薬学分野、医療薬学分野の3つの分野の研究科目群を配置します。
    10. 「資格関連科目」は、教職課程を履修する目的で物理と地学の科目を配置します。
  2. 教育方法
    1. 講義科目、特に基礎科目および基幹科目においての履修者上限人数は各学年在籍者数の半数(約75名)を原則とし、アクティブ・ラーニング等を取り入れた教育方法を実施します。
    2. 演習科目においては、少人数できめ細やかな指導を実践し、ディープ・アクティブ・ラーニング等を取り入れた教育方法を実施します。
    3. 実習、演習科目においては知識や技能を身につけ、総合的に活用し、思考力を養うプログラムを編成して実施します。
    4. すべての授業科目において授業時間外学修を課し、学生の学修成果を高めるようなフィードバックに努めます。
    5. アドバイザー制度により、学生情報を活用しながらアドバイザー教員が学生一人ひとりと面談し、学修支援をはじめ学生生活全般に関する助言を実施します。
  3. 評価
    1. 学修成果の評価については、公平性と透明性を確保するために、達成すべき質的基準をシラバスに定め、筆記試験・実技試験・レポート・実習評価・授業貢献度等から多面的・総合的に評価を行います。

薬学科の入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

薬学科では、本学の建学の精神を踏まえた人材育成(教育目的)を尊重し、本学科の教育目的を理解し、関心を持ち、医療現場及び地域社会で信頼される薬剤師、専門性の高い薬学ジェネラリストである薬剤師をめざす学生を求めます。そのため入学者に対してはカリキュラム・ポリシーに定める教育を受けるために必要な次の学力の3つの要素を備えていることを期待しています。
また、適正に学生を選抜して受け入れるように、多様な入試選抜方法を実施します。

  1. 知識・技能
    1. 高等学校等における学修を通じて確かな基礎学力及び理科科目の学力を有するとともに、本学科の教育に強い関心を持つ学生を求めます。

  2. 思考力・判断力・表現力
    1. 高い学修意欲を持ち、新しい課題に対して工夫・改善を凝らしながら解決する意欲を持つ学生を求めます。

  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
    1. コミュニケーション能力にすぐれ、思いやりと協調性を持ち、多様な人々を理解し、ともに行動できる学生を求めます。

×